どうもこんにちは、今回は8bitDoから出ているコントローラ「8bit Do Lite」をしばらく使用した感想記事となります。
先日、同じ会社から出ている「8bit Do Zero2」の感想記事を書きまして、その後もちょこちょこと使っていたのですが、やっぱり家でプレイするにはもう少し大きめのコントローラがいいな、となりまして、同じメーカーから出ているコントローラを選んだ次第です。
携帯性、利便性、機能性のバランスが良いコントローラ
というのが大まかな感想です。とはいうものの、ちょっとクセがある部分もあるので、その辺も個人的な観点から感想を書いていきたいと思います。購入するか迷っている方の参考になれば幸いです。
8bit Do Liteの外観やスペックなど
それでは具体的な外観を見ていきたいと思います。まずは正面から。3D用のスティックはないものの、ボタンの数は最近のゲーム機には劣りません。R2、L2ボタンも完備されているため、幅広いゲームで使用することができそうです。
裏面はかなりシンプルです。ツルッとしているため持ちにくいかなと思いましたが、特にそんなことはなく、普通に持ちやすいです。このコントローラを使ってそこそこ遊んでみましたが、今のところ、持ちやすさという観点からは特に大きな不自由を感じたことはありません。
上から撮った画像です。R2とL2ボタンはかなり小さめです。私の場合は人差し指が届く位置にあるため特に押しにくいというわけではありませんが、女性の場合はちょっと届きにくいと感じるかも。充電端子は安心と安定のタイプC端子です。
8bit Do Liteの使用感
ボタンの押し心地は良いが十字キーは好みが分かれるかも
ボタンの押し心地ですが、全体的にカチカチと押し込む感じです。十字キーに関しても押すと「カチッ」という音が鳴るので、この辺は好みが分かれるかもしれません。私はどちらかというと無音で沈むボタンの方が好きなのですが、この8bit do liteの押し心地も使っているうちに慣れました。
むしろ確かな押し心地があるため、慎重なプレイを求められるゲームでは有用かもしれません(私が好きなジャンルではちょっと思いつきませんが)
一方で、ちょっと硬めな押し心地であることは間違いないので、私の場合、アクションゲームをプレイしていると少し指が痛くなりました。もちろん、この辺は私の親指が貧弱なだけかもしれませんので、一概には言えません(ですので、参考程度に聞いていただくのが良いかと)。
十字キーとPADボタンの切り替えは知らないと焦る
とあるゲームをプレイしていて「あれ、十字キーが反応しないぞ?代わりにその下のボタンが反応する」という場面がありました。説明書を読んで判明したのですが、ditital joystic(L十字ボタン、十字キー)とd-pad(方向ボタン、十字キーの下にある分離した4つのボタン)の操作を入れ替えることができるようです。これを実行することで、自分のプレイしたいゲームに合わせて柔軟にキーを使い分けることができるということです。
なお、この機能はファームウェアV1.02以降で利用できるものらしく、サイバーガジェットのサポートページに記載があるのですが、自分の備忘までにその方法をメモしておきます。
① ゲーム機やPCに接続中、「方向ボタン左と−ボタンを同時に約3秒間長押し」すると、L十字ボタンと方向ボタンの機能を入れ替えることができる(押すのは、十字キーではなく、分離している方向ボタンの方なので間違えないように注意です)。
② 元に戻す場合は、もう一度、上記の操作を行う。
もし実行できない場合は、ファームウェアの更新が必要っぽいので、以下のサイバーガジェットのサポートページから詳細を確認してください。
8bit Do Zero2との比較。どちらを買えばいいのか?
私は8bitdo製のコントローラ「8bit Do Zero2」を持っております。個人的に、8bit Do Liteと8bit Do Zero2のどちらを購入するか迷って結局どちらも購入してしまったのですが、改めて2つを比較してみて、どういう場面に向いているかを考えてみたいと思います。なお、使用する機器の違いについては特に考慮していないため、ここではAndroidタブレットに繋いだ場合を前提としています(どの機器に対応しているかはご自分で調べることを強くお勧めします!)
まず、というか最大の違いはやはり大きさかと思います。8bit Do Liteも相当小さいコントローラかと思いますが、8bit Do Zero2はそれよりも尚小さいコントローラとなります。正直8bit Do Liteも結構小さいので持ち運びにも困りませんし、持ち運び目的で選ぶとしても、8bit Do Liteを選んでも良いような気がします。それでもなお、8bit Do Zero2は携帯性という点で圧倒的ですが、実は充電端子がmicroUSB(タイプCではない)であるため、普段使いのケーブルがタイプCであるならば余計なケーブルを持ち運ばないといけない可能性も(というか正直家で使うにしても、タイプC端子ではないため、充電が面倒です)。
また、操作性という観点においても、8bit Do Liteの方が明らかに操作しやすいです。8bit Do Zero2は小さすぎてちょっと長時間の使用には向いていません(慣れかもしれませんが)。また、8bit Do Liteの方がボタンが多く(R2、L2、方向ボタンなど)、対応できる場面が多いのではないかと思います。
結局のところ、携帯性、充電などの利便性、ボタンなどの機能性の観点からして、バランスの良い8bit Do Liteの方を個人的にはオススメします。8bit Do Zero2もロマンという観点からすると圧倒的な魅力を持っていることは事実ですが、この辺は実使用をとるか、ロマンをとるか、といったところでしょうか。
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個別のレビュー記事はこちら!【ロマンの塊】8bitDo Zero2をゲーム用途で使ってみた!
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8bit Do Liteをしばらく使ってみた感想 まとめ
というわけで、8bit Do Liteをしばらく使ってみた感想のまとめでした。結論としては、上にも書いたように携帯性、利便性、機能性のバランスが良いコントローラとなります。特にレトロ調のゲームとは相性が良さそうです。反面3Dゲームはちょっと厳しいかもしれませんがww
個人的に引っかかったのは十字キーの押し心地のみでして、これもゲームに集中していれば特に気にならないのですが、とはいっても好みが分かれるところかもしれません。この点だけご留意の上、ご検討いただければと思います。この記事がお役に立てば幸いです。