どうもこんにちは、この記事を執筆している1週間後に色彩検定3級の試験を控えたノゾムです。
お絵かきの練習の足しになるかな、と色彩検定3級の勉強を始めて約1ヶ月、仕事の残業が多いのとゲームで忙しいので満足に勉強はできていませんが、それでも試験はやってきます。そもそもお絵かきのために勉強を始めたのに、眼球の構造やら色の暗記(色の使い方を知りたかったのであって色の種類を知りたいわけではなかった)で、あまりモチベーションが上がらなかったというのが現在の状態です。
というわけで、色彩検定のうち、個人的に「身につける必要は感じていないけど試験対策で暗記だけしておきたい」分野について、覚え方のコジツケや語呂合わせなどをまとめました。このブログ記事を書くことで覚えたことを整理するという目的もあります。ほぼ個人用です。
完全に素人がまとめたものですので正確性などは保証できません(間違っているかも)。この記事が原因で色彩検定に落ちてしまっても私は全く責任をとりませんので、全て自己責任でくれぐれもお願いします。
語呂合わせやコジツケは、特に断りのない限りは、自分で思いついたものとなります。が、結構割とすぐに思いつくようなものばかりですので、他の方もひょっとすると同じ内容をどこかに掲載されているかもしれません。このあたりはあしからず、ご了承ください。
色彩検定3級の勉強のために使用している教材
色彩検定3級の勉強のために役立った教材など
まず、大前提ですが、公式テキストは使用していません(やばい)。多分これが最大の過ちかもしれないです(受かったらいいな…)。代わりに使用しているテキストは以下のものです。テキストとして使用しているのはこれだけです。
何故これを使用しているかというと、安かったからというのと、Kindle版が出ているので、通勤時間やお風呂に浸かっている時間に勉強できるからなんですよね。毎日残業しているとまとまって勉強する時間がとれないので、こういう隙間隙間でちょこちょこっと読めるテキストが重宝します。ただ、ひとつネックとして、Kindleアプリだと本に書き込めないので、書き込みながら覚える人は実際の本の方がいいかもしれません。
色彩検定3級の勉強に使ったアプリ
あと、問題演習は上記の本だけだと不安なので、以下のアプリを使用させて頂きました。どちらのアプリも大変勉強になりました。ありがとうございます。
色彩検定3級の勉強のために役立てられなかった教材など
余談ですが、配色カードも買ってみたのですが、勉強にはほとんど役立てることができませんでした。なんていうか暗記のためというより名前の通り「配色」を見るためのカードなので、暗記カードみたいに使おうと思ってもちょっと無理がある印象です(単に私の使い方が悪いだけの話)。
覚えるのに苦労した箇所の覚え方のコツや攻略法など
ここからは、個人的に覚えにくかったところの語呂合わせや覚え方のコジツケを書いていきたいと思います。本当に試験を乗り切ることだけを考えているので、なんというか「これだと本当の力が身につかない!けしからん!」という方はどうぞブラウザバックをお願いいたします。個人的には形から入って暗記だけでもしてしまうと理解が後で追いついてくるので良いかと思っていますが…
色相環の覚え方など
色相環の覚え方に関しては私自身では考案しておらず、他の方がYoutubeに上げておられる動画を参考にさせて頂きました。色相環の覚え方に関する動画は色々と上がっているのですが、個人的に1番参考にさせて頂いた動画は以下のものとなります(めっちゃ覚えやすかったです。ありがとうございます)。
ただ、色相検定3級で出てくる色相環は24色のものなので、この覚え方を応用するにはちょっとコツが入ります。個人的には、赤、黄、緑、青、橙の位置を掴むことに特化してこの覚え方を使わせて頂きました。
後のコツとしては、キリの良い数字の色を覚えることだ思っています。10:YG、20:V、22:P、24RPあたりは根性で覚えました。また、2つ出てくる、青と青緑も場所を覚えてしまいました。残りのよくわからない色は、これらの色の間の色となるので、組み合わせればわざわざ覚えなくても自分で書けるようになります。基本的には、一発で覚えるのは困難なので、何回か自分で色相環を書いて覚えることとしました。
色相環を覚えるその他のコツ
- 10:YG、20:V、22:P、24RPあたりは根性で覚える。キリの良い数字とキリの良い色相。
- 色料の三原色(減法混色)の色相番号は8→16→24と8の倍数になっていく。
- 青と青緑の箇所も根性で覚える。
- 後は穴埋めの感じで埋めていけばOK。
トーンの覚え方など
トーンに関しては、名前と場所を覚えるのにさほどは苦労をしませんでした。まあ数もそんなに多くないですし、何回か書いているうちに覚えました。個人的な暗記のコツだけ整理のために書いておくと、以下の通りとなります。
トーンの覚え方の個人的なコツ
- 1番右にV(ビビッドトーン)が来る。
- 左側に集まるのはグレイッシュトーン系(ltg, g, dkg)が多い。
- なんかS(ストロングトーン)は試験に出ないらしい(ので印象的だから逆に覚える)
- あとはdp, d, dkトーンが覚えにくいが、このあたりは書いて覚える
- 1番上の行はP, lt, B(ペールトーン、ライトトーン、ブライトトーン)で「ぺらぶ」と無理やり語呂合わせ
あと、どっちかというと、トーンのイメージの方が覚えにくいです。しかもテキストに書いていること丸暗記しても、なんか違う言い回しで出題?されたりするので、覚えたところで本当に戦えるのか…とりあえず私が使っているテキストを参考に、以下の語呂合わせっぽい感じで覚えました(でも問題だと「充実している」とか謎イメージが出てくる罠)。
トーンのイメージのコジツケ
- ペールトーン…よく問題で見る印象。フェミニン。女性的で可愛いイメージ。これはそのまま覚える。
- ダークグレイッシュトーン…男性的で陰気なイメージ。ペールトーンの反対にある、という点をポイントに「可愛い女性の反対は陰気な男性」と覚える(悲しいなあ)。
- ライトグレイッシュトーン…落ち着いたイメージ。ペールトーンの1つ下なので落ち着いた女性をイメージ。
- グレイッシュトーン…地味で濁ったイメージ。ダークグレイッシュトーンのイメージがマシになったと覚える。Pトーンとdkgトーンの対比のマイルド版。
- ダークトーン…大人っぽい丈夫なイメージ。「大人に憧れる厨二病は闇(ダーク)を好む」と覚える。
- ディープトーン…伝統的な和風のイメージ。和風建築が好きなのは「ディープな趣味」、と覚える。
- ビビッドトーン…派手な目立つイメージ。「陽キャっぽい色なので一番前にあるし、しかも派手」と覚える。
- ブライトトーン…健康的な陽気なイメージ。ブライト艦長にもこうなってほしいと覚える(ガンダムの話)
- ダルトーン…中間的なイメージ。「トーンの場所が中間的」、と覚える。
- ライトトーン…さわやかな澄んだイメージ。特に語呂合わせが思いつかないのでそのまま覚える。
- ソフトトーン…ぼんやりとしたイメージ。特に語呂合わせが思いつかないのでそのまま覚える。
あと、トーンが持っている要素も意外と忘れそうになるので、以下の語呂合わせを。
トーンが持つ性質
トーンは明度と彩度の組み合わせ→トーンは迷彩(明・彩)柄
色の名前の覚え方(覚えたコジツケ)
基本的には上記で記載したアプリを使用して反復問題演習をして覚えます。が、それだとハードルが高いというのも事実。基本は全部同じ色に見えるんですよね。なので、ある程度グループ分けなり、イメージのとっかかりとして、以下のようにコジツケました。
色名のコジツケ
赤系統
- カーマイン…「真っ赤(マッカ)ーマイン」と覚える。あざやかな赤
- バーミリオンと朱色…ほぼ同じ色なので「バシュー」とセットで覚える。
- スカーレット…上記の消去法で判断する(いまだに単体では判断できない)。
- 紅梅色…名前の通りどこか梅っぽさがあるように見える。
- 牡丹色…「ボタンの色は赤紫」とかこじつける(何回も頭の中で唱えよう)
- コバルトグリーンとコバルトブルー…なんか鮮やかな色たち
- 菖蒲色…「勝負(しょうぶ)する割には薄い色をしている」というコジツケ
- 茜色…「茜ちゃん(ボイスロイド)は濃い」と覚える。こい赤。何が濃いのかは不明
- 群青色、瑠璃色、ウルトラマリンブルー、桔梗色…区別がつかない色たち。「グルリとウルトラ桔梗」と覚えて乗り切る。
- ブロンド…なんか思ったより薄いっていう印象で覚える。
- カーキー…名前からイメージがつかないシリーズ①。「カーキ(黄)ー」と覚える。
- ボルドー…名前からイメージがつかないシリーズ②。「レッド、ボルド(ー)」と韻を絡めて覚える。
- アイボリー…名前からイメージがつかないシリーズ③。「相棒(アイボー)は頭が薄い」とこじつける。
- マリンブルー…意外と濁っている。「海は透き通っていないんだなあ」と覚える。
色立体やら色の細かな知識やらの覚え方のコツ
色立体の軸のポイント
彩度は横(サイド)に伸びる軸
彩度の数字
彩度は臭いど(9sを臭いと語呂合わせする)
記号の順番
色相名・明度・彩度→シメサバ(し・め・さ、で語呂合わせ)
色の心理的効果
明暗は再度落ち着いてから(明度が安定感、彩度が興奮沈静に関係することから)
明度の心理的効果
メイドは名膀胱系(明度・膨張・硬い色・軽い色の頭文字をとる)
中性色と中間色
中「性」色は色の「性」質に関係する(語呂合わせ)
色相配色のコジツケ
- 隣接色相配色…暗記不要
- 類似色相配色…2、3「類2色3配色」とコジツケ
- 中差色相配色…暗記不要
- 対照色相配色…8、9、10「大将、ハックション」と語呂合わせ
- 補色色相配色…暗記不要
目の構造などの覚え方のコツ
個人的には色彩検定の中でも目の構造関連が1番キツいです。ぶっちゃけほとんど色関係ないじゃん、って印象でして、あんまり勉強していることに意味を見出せないのです。。。
前から見た目の構造
カドスモシシと唱える(角膜→瞳孔→水晶体→網膜→視細胞)
視神経乳頭と盲点の覚え方
乳頭は見えない
視細胞からの流れ
シスソアシ(視細胞→水平細胞→双極細胞→アクマリン細胞→神経節細胞)
色の現象やらの覚え方のコツ
屈折、散乱、干渉、いっぱい現象の名前があるけど、どうでもいいよ!色の勉強をしたいのであって理科の勉強はしたくないんだ!っていう気持ちから語呂合わせではないですが、コジツケを考えました。
色の現象のコジツケ
- シャボン玉は(干渉)すると割れる
- 虹は(屈折)した心には見えない
- 雲が(散乱)した空は青い
色彩検定3級自己流語呂合わせやコツなどのメモ
というわけで、色彩検定3級の個人的な暗記メモでした~
試験まであと少しですが、頑張ります~
以下6月27日(色彩検定当日)追記:
いや試験難しくないですかね(驚愕)
つい先ほど他のサイトで公開されている解答速報をもとに自己採点してみたのですが、12個落としていました。多分これくらいなら合格してるんじゃないかな、と思いますが、解いていた実感としては参考書やアプリの問題よりかなり難しく感じました。なんだろう、ちゃんと理解していないと解けない感じです。確信を持てずに解答した問題もそこそこあって、結果的に正解はしていたからよかったものの、って状態でした。
この記事で書いた語呂合わせで覚えたところはほぼ落とさずに済みましたが、波長(蛍光灯とか水銀とか)とかの部分がキツかったですね。あと、色のイメージの部分もちょこちょこ落としました(コーポレートカラーとかわからんよ)。
ただ結果として色やトーンを見分けたり、配色したりする問題はほぼ落とさずに全部正解くらい出来ていました。これも暗記部分を語呂合わせやコジツケで乗り切って、その分を色関係の問題の反復練習に使ったおかげだと思っています。
社会人で残業が多い私は1日の勉強時間がとれても1時間、大抵は30分ほどでしたが、この記事に書いている内容を元に時間を有効に使えれば何とかなることが証明できたと思っています。この記事がこれから色彩検定3級を受ける方のお役に立てれば幸いです。それでは〜