どうもこんにちは、今回は極小のコントローラ!8bitDo Zero2のレビューとなります。
8bitDo Zero2といえば、ちょっとGoogleで検索をしてみるとイラスト作成用の左手デバイスとしての需要があるようですが、私は専らゲーム用に購入しました。果たして極小コントローラに使い道はあるのか、そのあたりをのんびりとレビューしていこうと思います。
8bitDo Zero2をゲーム用途で使ってみた!内容物の確認
まずは内容物の確認です。思ったよりたくさん入っている印象ですが、大したものは入っていません。
上から順番に、以下のような感じです。
① 外箱
② ピンバッジ?
③ 本体
④ MicroUSB端子
⑤ ストラップ
⑥ 説明書
8bitDo Zero2をゲーム用途で使ってみた!スペックの確認
まず最初の印象ですが、思ったよりも、思っていたよりも、かなり小さいです!比較のためにリップクリームと並べてみましたが、なんとリップクリームよりも小さいです。重さはなんと約21gと驚異的な軽さです。参考までに約21gとは、ゲームボーイアドバンスのソフト2本分、その辺のスマートウォッチよりも軽い重量となります。
大事なことなので確認しておきますが、どうやら技適はあるようです。この辺は面倒なので調べずに購入しましたが、技適がついていて一安心です(技適なかったら約2,000円ドブに捨てるところだった)。
ボタンの押し心地については結構しっかりしている印象です。流石に最新の家庭ゲーム機のコントローラの押し心地に比べると劣りますが、それ以外であれば、例えば、レトロフリークのコントローラに比べると遥かに押し心地は良いです。激しい方向操作が必要なアクションゲーム以外であれば普通に使えそうな印象です。
あと、充電端子はタイプCケーブルではありません。。。ここは非常に残念なポイントのひとつですね。まあ謎の充電端子ではなくて、MicroUSBを使ってくれているだけ、マシではあるのですが…
8bitDo Zero2をゲーム用途で使ってみた!実際にゲームをしてみた
写真のようにタブレットと組み合わせて使いました。このコントローラが使えるかどうかはゲームに依存しますが、ひとまずスターデューバレーには使えそう。あとクロノトリガーでも使えそうな雰囲気です(どちらもちょこっとしか使っておらず、十分に検証はしていないのでご注意ください)。個人的な経験則で言うと、家庭用ゲーム機でも発売されているソフトは大概コントローラに対応している印象です。
あと、このタブレット+コントローラという組み合わせが個人的には超良いです!スマホよりも大画面を机に置いて座席にゆっくりと腰掛けてコントローラでゲームをするのは、なんかこう、良い!満足感のあるゲーム体験を得られます。
ちなみに使用しているタブレットは先日ご紹介したアイリスオーヤマのタブレットです。
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参考【ちょっとだけ厳しい性能】アイリスオーヤマのLucaタブレット(8インチ)レビュー(追記あり)
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あと「極小」というメリットを活かして場所を選ばないのもメリットかと思います。出先のカフェや旅先のホテルなどでも、タブレット+コントローラで満足できるゲーム体験ができます!小さいコントローラなので、目立ちません!笑
反面、大きなデメリットもあります。あまりにも小さすぎて手と腕が痛くなります。これはもう結構なデメリットでして、使い始めた頃は、中指と薬指の筋が痛くなりました(筋肉痛?変に痛めて歯磨きするのも痛かったです)。おそらく、普通のコントローラにあるような、中指・薬指・小指を置いておく場所がコントローラになく、いつも違う筋肉を使ったためだと思います。
8bit Do Liteとの比較。どちらを買えばいいのか?
私は8bitdo製のコントローラ「8bit Do Lite」を持っております。個人的に、8bit Do Liteと8bit Do Zero2のどちらを購入するか迷って結局どちらも購入してしまったのですが、改めて2つを比較してみて、どういう場面に向いているかを考えてみたいと思います。なお、使用する機器の違いについては特に考慮していないため、ここではAndroidタブレットに繋いだ場合を前提としています(どの機器に対応しているかはご自分で調べることを強くお勧めします!)
まず、というか最大の違いはやはり大きさかと思います。8bit Do Liteも相当小さいコントローラかと思いますが、8bit Do Zero2はそれよりも尚小さいコントローラとなります。正直8bit Do Liteも結構小さいので持ち運びにも困りませんし、持ち運び目的で選ぶとしても、8bit Do Liteを選んでも良いような気がします。それでもなお、8bit Do Zero2は携帯性という点で圧倒的ですが、実は充電端子がmicroUSB(タイプCではない)であるため、普段使いのケーブルがタイプCであるならば余計なケーブルを持ち運ばないといけない可能性も(というか正直家で使うにしても、タイプC端子ではないため、充電が面倒です)。
また、操作性という観点においても、8bit Do Liteの方が明らかに操作しやすいです。8bit Do Zero2は小さすぎてちょっと長時間の使用には向いていません(慣れかもしれませんが)。また、8bit Do Liteの方がボタンが多く(R2、L2、方向ボタンなど)、対応できる場面が多いのではないかと思います。
結局のところ、携帯性、充電などの利便性、ボタンなどの機能性の観点からして、バランスの良い8bit Do Liteの方を個人的にはオススメします。8bit Do Zero2もロマンという観点からすると圧倒的な魅力を持っていることは事実ですが、この辺は実使用をとるか、ロマンをとるか、といったところでしょうか。
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個別のレビュー記事はこちら!【バランスの良さが光る】8bit Do Liteをしばらく使ってみた感想
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8bitDo Zero2をゲーム用途で使ってみた!まとめ
というわけで、8bitDoをゲーム用途で使ってみたという話でした!
個人的にはタブレットと組み合わせることでそこそこ満足できるゲーム体験ができましたが、やっぱりちょっと手が痛くなるのが気になります。あと、アクションゲームで使用するのは相当厳しいので、どうしてもプレイできるゲームが限られてくるというのが正直なところとなります。反面、その小ささを活かして、どこでも持ち運べるというのは大きなメリットと思いますので、そういうところにロマンを感じる人には向いているかもしれません!