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【不遇のロマン機】Rakuten Hand 5Gはサブスマホ向きだが時代が悪いと思う

2023年7月11日

どうもこんにちは、楽天モバイルのキャンペーンに乗じて、Rakuten Hand 5G1円で手に入れてしまいました。楽天モバイルの回線もMNPで乗り換えまして、これで手持ちの楽天モバイルの回線は2つとなりました。ちなみに光回線は楽天ひかりを使っています。金融系は楽天銀行と楽天証券を使っています。もはや楽天経済圏に永住コースです。

そんな楽天信者?の私が、Rakuten Hand 5Gをだいたい1ヶ月くらい使用してみました。このスマホは多くのレビュアーたちが結構褒めており、私としてもよくできたロマン機とは思いますが、そのうち使わなくなりました。どうしてメインスマホにはならなかったのか?どうしてサブスマホとしても使っていないのか?その辺について今回は書いていきたいと思います。

 

Rakuten Hand 5Gのスペックとか

いつもはスペック表を載せるのですが、今回は割愛します。

楽天モバイルキャンペーンで1円で販売されていたので、レビュアーたちが散々レビューしてますからね。スペックについても語り尽くされているでしょう。このブログ記事のようなインターネットの最果てまで、Rakuten Hand 5Gのレビューを探し求めてやってくる皆さんは、もうスペックとかご存じのはず。さっさとレビュー箇所まで読み飛ばすことかと思いますので、無駄は省略します(笑)

一応、公式のリンクは貼っておきます。

 

Rakuten Hand 5Gの使い心地。物は悪くはないが、実際に使うかは別かも

それでは、Rakuten Hand 5Gの使い心地について書いていきたいと思います。辛口というわけではありませんが、手放しで褒めているわけでもありませんので、ご注意ください(ごめんね)。いや、ほんと物自体はロマンがあって可愛くてテンションは上がるんです。ただ、実際に使うかと言うと…言葉に詰まりますね。とりあえずレビューでも見てみてください。

 

Rakuten Hand 5Gは意外とサクサク動く

このブログは専門的なものではないので、SoCの性能やらAntutuベンチマークやらについては細かくは語らないのですが、一応それなりの性能があるとされているのが、このRakuten Hand 5Gです。実際に使ってみた感想としては、ブラウジングや動画視聴程度であれば特にひっかかりも感じず、結構サクサクと動いているなあと思いました。重たいゲームは多分動かないでしょうし、試してはいません。

 

Rakuten Hand 5Gはコンパクトなおサイフケータイ

おサイフケータイはやっぱり便利ですよね。とはいえ、最近の日本向けのスマホには割と色んな機種に搭載されている機能ではあります。そのため、おサイフケータイが搭載されている点が、Rakuten Hand 5Gの明確な特徴になっているわけではない、という印象です。

まあ、あえてメリットを挙げるとすれば、比較的新しいスマホの機種となるので、モバイルICOCAとかにも対応している点でしょうか。実はモバイルICOCAは対応機種が限られています。Rakuten Hand 5Gはこの記事執筆時点ではモバイルICOCAの対応機種となっています。

 

Rakuten Hand 5Gはカメラも意外といける

Rakuten Hand 5Gはカメラも意外といけます。びっくりしたんですが意外にも精細な写真を撮ることができます。メインカメラは6,400万画素ですが、ひと昔前のハイエンドスマホ以上ですし、実際撮ってみた印象としても「思ったよりも綺麗に撮れいているなあ」というものです。

▼荒い部分もあるかもしれませんが、そこそこ綺麗に撮れていると思います。最新のハイエンドスマホのレビューばかり見ている人は目が肥えているのでそうは思わないかもしれませんが、これでも結構綺麗だと思うんですよね。

 

▼そこそこ接写した写真はこちら。なかなかよく撮れているとは思います。ただ、少し意地悪な見方をすると、ちょっと味がないというか、近年のハイエンドスマホのような作品感のあるような写真ではないかな、という印象です。よく言えば肉眼で見た実物に近いんですけど、悪く言えば息を呑むような力(ちから)はなさそうな感じ。私は結構好きですけどね。

 

結局はRakuten Hand 5Gはメインスマホとしては小さすぎる

ここまでRakuten Hand 5Gの良いところを挙げてきましたが、結局のところ、Rakuten Hand 5Gはメインスマホにはなり得ないと思っています。結局のところ、画面の小ささのメリットよりもデメリットの方が大きすぎる

▼写真は左がRakuten Hand 5G、右がその辺の普通のサイズのスマホ。こうやってみるとそこまで大差ないように思えるが、実際にはかなり大きさが違います。

これは持論ですが、スマホって結局でかい画面のほうがイイんですよね。ブラウジングをするにしても、漫画を読むにしても、Rakuten Hand 5Gはとにかく小さすぎる。画面に映せる情報量が足りなすぎます。漫画に至っては読むこと自体が辛い。電車の中や会社の休憩時間にニュースサイトを読むかーと思うなら、もうひとつでかい画面のスマホを持つ必要があります。

おサイフケータイが良い!という視点もあるかもしれませんが、別にメインスマホにおサイフケータイが付いているのを選べばイイだけです。メインスマホにおサイフケータイ機能がついていなくてもQRコード決済アプリで何とかなるし、交通系ICカードの代わりとしてRakuten Hand 5Gを使おうとしても交通系ICカードの方が薄くて軽いのでそっちでいいじゃん、ってなります。

 

 

そもそもサブスマホというジャンル自体がもう時代に合っていないのかもしれない

Rakuten Hand 5Gを使っていて思ったのですが、もうサブスマホというジャンル自体が時代に合っていないのかもしれません

結局、デュアルSIM対応の大画面のおサイフケータイを買えば全て事足りるんですよね。大画面スマホはでブラウジングや読書、動画視聴も快適です。メインスマホにおサイフケータイを搭載しているのであれば、サブスマホはいらないです。以前であれば、サブスマホをモバイルルーター代わりにする運用とかもありましたけど、最近のスマホはデュアルSIMで2つ回線を使えるので、サブスマホで回線を分けると却って不便です。もはやメインとサブで2台持つ理由があまり考えられません。普通にOppoとか買っておけばいいですからね。

 もうサブスマホとかそういう時代じゃないんですよね。悲しい。

 

デュアルSIM対応大画面のおサイフケータイがある世の中で生き残るのは厳しいかも

以上、Rakuten Hand 5Gのレビュー記事となりました。総評としては、なかなか結構できる子ではあるのですが、メインに使うには画面が小さすぎるのが致命的な印象です。もうちょっとだけ大きくてイヤホンジャックを搭載していればまだ良かったかもしれません。

物自体は悪くない、というかちょっとロマン的な感じがあって私は好きなんですけどね。キャンペーンで手に入れたのであれば1円だし、普通に使えるので、多くのレビュアーが褒めるのもよくわかります。私も当初はかなりテンション上がって気に入って使っていましたから。でも、大画面に慣れていると結局は大画面スマホに戻ってしまうんですよねえ。その上、デュアルSIM対応の大画面おサイフケータイの存在がトドメを刺しにきます。

サブスマホという概念自体がもう終わりつつあるのかもしれませんねえ。それはそれで寂しいことです。

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