どうもこんにちは、最近またタブレットを買いまして、今回はLenovo Tab M7 (3rd Gen)というタブレットとなります。なんと希少な7インチタブレットです。7インチタブレットと言いますと、個人的にはAmazonのFireを思い浮かべるのですが、Fireはすでに8HDを所持しているのでお腹いっぱいです。
そんなわけで「何か良い小さなタブレットないかな〜」と探していたところ、電気屋でこのタブレットを発見しまして、サイズ感と質感に一目惚れして購入しました。だいたい1万3,000円くらいで購入できるので、正直性能はあんまり良くありません。また、その他色々と使い勝手が悪い点もあるのですが、どういうわけかメチャクチャ気に入ってすごく使っています。
今回はこの希少な7インチタブレットのどのあたりが気に入っているかを書いてきたいと思います。
7インチタブレットLenovo Tab M7 (3rd Gen)のスペック
ではまずは、Lenovo M7 (3rd Gen)のスペックから見ていきたいと思います。情報は価格コムから持ってきています。個人的には端子がType-Cではないのが非常に残念なところ。また、防水・防塵には対応しておらず、生体認証(指紋認証・顔認証)にも対応していないようです。ロック解除はスワイプ、パターン、PIN、パスワードが確認できていますので、これもマイナスなところ。CPUスペックについては後述します。
○ OS:Android 11 (Go Edition)
○ ストレージ容量:32GB
○ メモリ:2GB
○ CPU:MT8166
○ カードスロット:microSDカード
○ 本体インターフェイス;microUSB
○ バッテリー:3750mAh
○ 画面サイズ・解像度:7インチ・1024×600
○ パネル種類:IPS
○ 重量:237g
○ 技適:あり(本体裏面にて確認)
注意は払っておりますが、正確な情報を提供を保証するものではない点、ご留意ください。
Lenovo Tab M7 (3rd Gen)は個人的にめちゃくちゃ刺さるサイズ感と安っぽさを感じない質感がある
ではでは、具体的に気に入っているポイントについて語っていきたいと思います。個人的にめちゃくちゃ刺さっているのがサイズ感と安っぽさを感じない質感となります。だいたい全ての点において、以前使用していた、アイリスオーヤマさんの8インチタブレットよりも気に入りました(アイリスオーヤマさんごめんね…)。
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参考【ちょっとだけ厳しい性能】アイリスオーヤマのLucaタブレット(8インチ)レビュー(追記あり)
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▼まずは、新書との比較。だいたい新書と同じくらいのサイズです。見ても分かるとおり、非常にコンパクト、スマホでも8インチタブレットでも実現できない唯一無二のサイズ感だと思います。ぶっちゃけこのサイズ感だけでも所有欲が満たされます。手にとってニヤニヤしてしまう魅力があります。
▼続いては、iPad mini5との比較写真です。iPad mini5も結構小さいタブレットだと思うんですが、Lenovo M7はさらにかなり小さいです。このサイズ感であれば小さな鞄にも入りますし、持ち運びにはかなり便利です。あと格安という点を活かし、ケースなしで運用しても痛くも痒くもないので、このサイズ感と軽さ(237g)のまま使えるというのも大きいですね。
▼裏面の筐体部分はなんとメタルボディ。触るとひんやりとしていて気持ちが良いです。他のAndroidタブレットを使っていて思うんですが、プラスチックの筐体も悪くはないのですが、やっぱりどうしてもメタルボディの方が私は好きなんですよね。ちょっと高級感があると言いますか、手に持っていてシンプルに楽しい。
▼液晶部分については解像度や発色は残念なのですが、表面と液晶部分の間の隙間が少ない(ように見える)のが個人的にはありがたいです。やっぱり画面が見やすいというか、使っていて気持ちが良いです。
Lenovo Tab M7 (3rd Gen)レビュー 使っていて「コイツ…意外にできるな?」と思ったところなど
見た目がいいのはわかった、じゃあ実際の使い勝手はどうなんだよ、と思われたかもしれません。
私が購入前に1番気にしていたのはOSがAndroid 11(Go Edition)であるということでした。そもそもGo Editionなんて使ったことないし、まともに使えるんかいなという不安がありました。まあ結果としては、正直、Go Editionと普通のバージョンの違いがどこにあるのかは普通に使っている限りはよくわかりません。本当になにが違うんだろ…むしろGo Editionのおかげか知りませんが、意外にホーム画面はサクサクと動作します(ヌルサクとまでは言えないかもですが)
▼とはいえ、ベンチマークを計測してみた結果は以下の通り。今回はAntutuではなく、GeekBench5というアプリを使用しています。参考値として、メインスマホであるAQUOS SENSE6の計測結果も置いておきます(ミドルレンジのスマホです)。
Lenovo Tab M7:シングルコアスコア 138/ マルチコアスコア 486
AQUOS SENSE6:シングルコアスコア577/ マルチコアスコア 1610
実際に色々と試してみたところでは、おそらくメインの用途になるであろう、Kindleなどのアプリは普通に動作するのを確認しています。ピッコマの動作も悪くはないです(吸い付くような追従性はない)。
Lenovo Tab M7 (3rd Gen)レビュー ここがあんまり良くないと思っているところ
1万3,000円くらいのタブレットに文句をつけるのも申し訳ないのですが、ベタ褒めできるだけではなく、やっぱり気になってくる点もあります。個人的にはすべて許容できる範囲ではありますが、気になった点は大まかには以下の点でした。いずれもこのタブレットの値段を考えるとあんまり文句をつける気にはなれません。
ポイント
- 液晶の発色が悪い。あと文字が読みにくい時がある。
- 実は持ちにくい。
- やっぱりゲームには不向き。
▼まず、液晶の発色はあまりよくないと感じます。鮮やかさが足りないというか、最近の有機EL搭載スマホに慣れているからそう感じるのかもしれません。別に動画視聴ができないわけではありませんが、スマホの方が綺麗だし、そっちで見ようかなと思いました。あと小さい文字がちょっと読みにくい時がありますね。なんか微妙に潰れているような気がします。でもマンガとか参考書は大丈夫でしたので、本にもよるかもしれません。あと、ブラウジングは結構きついです。文字が読みにくいのとタブレットとしては小さいので、表示されるページはいちいち拡大しないとみづらいです。
▼あと、ベゼルが狭いので実は持ちにくいと感じました。画面に手が干渉しにくいように持とうとすると落としそうになってしまいます。以下の写真のように非常に可愛いサイズであることが最大の魅力である一方、ベゼルが狭いのとコンパクトであるため手で持てる面積が少なく落としそうになってしまうという…(写真にうつっている新書とドロイドくんは関係ありませんww)
タブレット用のリング的なやつをつければ遥かに持ちやすくなるので、こういったグッズは必須だと思いました。私は以下のタブレットホルダーを付けて使っています。これをつけると抜群に持ちやすい!
▼最後に、やはりというかゲームには向いていないと思います。性能が足りていないのはもちろんですが、そもそもスマホ用のゲームってスマホの画面を想定して作られているので、タブレットだと指が届かない時があります。もはやこのタブレットに関係ない問題かも。とはいえ、これもゲームによりますね。個人的には、このタブレットですごく太鼓の達人をプレイしています(サブスク入ってしまった…)
(試してみたゲーム一覧)
○ 太鼓の達人→そこそこ快適に遊べる(ふつう、むずかしい、試しました)
○ PUBG→無理
○ マインクラフト→厳しい
○ 放置少女→やや動作がかくつく
○ 英語物語→すこしかくつくがプレイ可能
7インチタブレットLenovo Tab M7 (3rd Gen)レビュー まとめ
というわけで、希少な7インチタブレットLenovo Tab M7 (3rd Gen)のレビューというか感想的な記事でした。スペックはやや厳しいところがあるので、これをメインの端末にしてゲームやら作業をゴリゴリやっていくぜ!という用途には向いていないかもしれません。また、上述したように液晶にやや不満が残るため、ブラウジングなども少々厳しいです。ついでに言うと、Youtubeやらの視聴もそこまで満足感があるわけではないと思われます。
一方で、コンパクトかつ軽量、そこそこの大きさの画面を活かすことで、特定の用途に絞るのであれば理想的なサブ端末になりそうです。たとえば、軽くてイヤホン端子がついているので音楽を聴きながら読書をする端末として運用する、資格用のアプリを入れて勉強用の端末にする、レシピアプリを入れて料理のときに大画面でレシピを参照するために使う、といった具合に「ちょい役」としては良い感じだと思います。
万人におすすめできるものではありませんが、私は結構満足しているので、これからもゴリゴリ使っていこうと思います!