どうもこんにちは、PC版のPUBG、2023年現在皆様はプレイされていますでしょうか? かく言う私は、リリース直後は楽しくPC版のPUBGを楽しく遊んでいたのですが、そのうち他のプレイヤーの実力が上がるのに付いていけなくなり、遊ぶのをやめてしまった次第です(あとチートが原因でもある)。それでもバトロワというジャンル自体は好きなので、モバイル版PUBG、フォートナイト、APEXにも手を出してみたのですが、どうにも馴染めず。バトロワからは距離を置いていました。
そんな私が2023年現在、ふらっとPC版のPUBGをプレイしてみたところ、「カジュアルモード」なるものが実装されているのを発見しました。このカジュアルモードは「12人のプレイヤーと88のBOT」がマッチされるもので、基本的にはAIが敵となるモードです。最初は、「えー、PvPのゲームなのにAIと戦うの?」と思っていたのですが、実際にプレイしてみるとノーマルマッチよりも楽しい!
今回の記事は、いまだに初心者の域を出ないバトロワ下手くそな人間でも楽しめる、2023年現在のPC版PUBGに実装されている「カジュアルモード」の楽しさについて個人的に好き勝手に語る記事となります。以下では好き勝手に色々と書いていますが、全て個人の感想です。
PC版PUBGは銃を撃つゲームなのに銃を撃たない時間の方が圧倒的に長い不思議なゲーム
まず初めにPC版のPUBGについて、個人的にプレイをするのをやめてしまった原因的なものを書いてみます。おそらくプレイスキルを磨けば払拭できるものばかりだと思いますので、ゲーム性に対する批判ではなく、単なる一個人の感想であることをご承知おきください。
PC版PUBGの現在はニンジャとアサシンが跋扈する魔境
これはなんとなくの肌感覚なのですが、ゲームがリリースされた直後よりも、明らかに上手い人が多い気がします。普通のノーマルマッチなら5回に1、2回は、降りた瞬間にキルされますね。しかもどこから撃たれたかすらわからんときも結構あります。
正直瞬殺されすぎて訳がわからないんですよね。なんでそんな早く銃持ってるの!? どうやってそんな早く降りたの!? よくこっちの場所わかったな!?どこから撃った!? みたいな感想しか湧いてこないです。もう初心者からしたらニンジャかアサシンにしか見えません。次元が違いすぎる。
銃を撃つのは命懸け
上記のようにニンジャとアサシンしかいないので、気軽に銃を撃つことはできません。銃声で居場所がバレますからね。物音を立てずに見つからないよう、静かに移動するしかない。そうすると銃を抜く機会は、結構な終盤にならないと訪れません。1回のマッチで15分くらいだとすると、そこまで生き延びるにはだいたい14分くらいは息を潜めて、こそこそ動くかマラソンするかのどっちかとなります。辛い。
実質ただの物資Uber Eatsと化している自分がいる
で、終盤まで何とか逃げ延びて、やっとこさ銃撃戦かな、というところまで辿り着いたとします。何もできずに撃ち抜かれるんですよね〜。頑張って索敵してるのに全然敵は見えないし、いつの間にか後ろに忍び寄ってるし、後ろを警戒していてもどこかよくわからない遠距離から撃ち抜かれるし。結局、銃撃戦の果てに負けるというイベントはなく、ただただ「狩られる立場」として終わる訳です。
これはもうマップの端っこで物資を集めて10分か15分そこらをかけて安置の中央に物資を配達するUber Eatsみたいなもんですよね。昔どこかで初心者は、カモネギであるみたいなことを言われているのを見ましたが、本当にその通りだと思いました。
BOTが良い仕事をしている「カジュアルモード」。美味しいところだけ楽しめる!
まあ、そういうわけでPC版のPUBGでは個人的に楽しめなかった点として、熟練プレイヤーに瞬殺される、銃を撃つ機会が少ない、といったものがあった次第です。で、現在のPC版PUBGの「カジュアルモード」は、この不満がうまく解消されているなあ、と思いながらプレイしています。どううまく解消されているか、個人的に思い当たった点は以下のような感じです。
ポイント
- 序盤に接敵するのはBOTだから瞬殺されにくい
- BOTが良い感じに試合をひっかき回してくれる
- 終盤戦の緊張感をお手軽に体験できる
序盤に接敵するのはBOTだから瞬殺されにくい
まずカジュアルモードは、人間が12人に対して、AIが88人ということで、圧倒的にAIの方が数として多い訳です。そうすると、広いマップに12人の人間が散らばるわけなので、序盤で人間と遭遇する確率は当然ながら低くなる訳です。これで少なくとも、序盤に訳のわからぬまま暗殺されることはほぼありません。ゆっくりと物資の収集に精を出せば良いのです。
で、BOTと遭遇すれば銃を撃つ機会が出てきます。そう、序盤から銃撃戦ができるのです。これだけでも面白いですね。10分から15分かけて息を潜めながら移動する必要ないので気が楽です。ちなみに「BOTと戦うだけだったら面白くなくない?」って思われる方もいるかもしれません。私は最初そう思ってたんですが、割と結構な割合で、序盤で人間とも接敵する可能性があるので、BOTかと思ったら返り討ちにあう事もあります(笑)ですので、BOTと決めてかかるわけにもいかず、それが適度な緊張感に繋がっています。
BOTが良い感じに試合をひっかき回してくれる
BOTの存在は試合を良い感じにひっかき回しもしてくれます。確証はないのですが、BOTってなんか敵を捕捉する能力がものすごく高い気がするんですよね。建物の中に潜んでいても平気で銃撃してきます(外れるけどww)。なので、近くに敵がいたら自動的に攻撃するようになってるんじゃないかな。
そしてこのBOTの動きが良い感じに試合をひっかき回してくれるんですよね。ニンジャのような熟練プレイヤーでもBOTからチクチクと銃撃されれば鬱陶しいので、撃ち返している人もいます(知らんけど)。そうすると、こちらからも場所が割れるので、そのBOTを攻撃している人間プレイヤーを攻撃する……といったことができます。つまりBOTが身代わりになってくれることで敵の位置を割り出すことができ熟練者にも先制攻撃をする機会が生まれる訳です。先制攻撃であれば当たりさえすれば、勝てることもあるので、これは本当に助かります。
終盤戦の緊張感をお手軽に体験できる
BOTが多いカジュアルモードであれば終盤戦に行くのもそんなに難しいことではありません。途中で人間に遭遇することもよくあるので、絶対に終盤戦に行くことができるわけではないのが、またバランスが良いです。終盤戦に辿り着けば、基本的にBOTは全滅しているので、人間との戦いになります。ここでの緊張感は普通のノーマルモードとそう大きく変わりません。ただ、ノーマルモードよりも比較的終盤戦に辿り着ける可能性があるので、勝っても負けても満足感がそこそこあります。やっぱり瞬殺されない、ってのがいいですね!
現在のPC版PUBGのカジュアルモードが楽しすぎる!超オススメ!
全然関係ないんですが、この前まとめサイトでAPEXの記事を読んでる時に以下のような書き込みを見ました。
配信者がやらなくなっただけでオワコンという風潮は嫌い
恥ずかしながらこの書き込みを見てハッとしましたよね。別に配信者の人がやらなくなっただけでオワコンなんて私は思っていなかったのですが、こうやって言われてみると確かに配信者がプレイしていないともう流行りは落ち着いたのかな、とか無意識に思っていたかもしれません。PC版PUBGも細々と続いているんだろうな、とか勝手に思っていました。
蓋を開けてみるとマッチングも問題ないし、現在もSTEAMの接続数も結構高いんですよね。勝手に流行りはもう落ち着いたみたいに思っていた自分を今では恥じています。当たり前ですが、自分がやらなくなった後も盛り上げている人がいて、現在もゲームも新しい遊び方を提供しているんですよね。そのひとつが初心者でも楽しめる「カジュアルモード」だと思っています。
1日3回しか遊べないのが辛いところですが、引き続き、カジュアルモードで遊んでいきたいと思います。