こんにちは、この度、ソフトバンク光の光BBユニットが繋がらない問題を解決することに成功したので、ここにご報告します。
市販のルーター+USBの無線LAN子機を導入することにより、大体1万5000円以下で、接続がブツブツと切れる状況は無くなり、速度も3倍くらいになりました(当家環境だけの話ですが)。ネットゲームをやっても違いは顕著でして、最近流行りのFallGuysのフォールボール(サッカー)のボールをガンガン飛ばせるくらいになりました。この競技は回線が弱いと、ラグによって、ボールにまともに触れないこともあるのですが、今後は全くそんなことがなくなります。これまで遅い回線でゲームをしていたことはここにお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。
この記事では、回線環境の改善結果、改善するに至った製品紹介と導入で詰まった点について書いていきます。
検討編の記事はこちらです。
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参考【QOL向上】ソフトバンク光が繋がらない!市販のルーターで解決を目指す(検討編)
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ソフトバンク光の光BBユニットが繋がらない!市販ルーターを使った改善結果
まずは以下の表をご覧ください。ちなみに計測環境として、ルーターを設置している部屋とは別の部屋にあるデスクトップPCでFast.comで計測をしています。
左から、①光BBユニットのみ、②市販ルーター、③市販ルーター+PCに無線LAN子機を装着した状態です。
光BBユニットのみ | 光BBユニット+市販ルーター | 光BBユニット+市販ルーター+無線LAN子機 | |
2.4Ghz帯 | 12Mbps | 34Mbps | 49Mbps |
5Ghz帯 | 60Mbps(断線しまくり) | 29Mbps(通信は安定!) | 200Mbps(通信は安定!) |
いかがでしょうか。③の市販ルーター+PCに無線LAN子機を装着した状態だと、回線速度が飛躍的に向上しています。実際に使ってみた感じとしても、明らかに速度が体感でわかるほど向上しており、さらに、①光BBユニットで生じていた、5Ghz帯の頻繁な断線が全く起こらなくなっています。
↓最終的には、壁を隔てた部屋のデスクトップPCで200Mbps(5Ghz帯)まで改善しました!
ソフトバンク光の光BBユニットが繋がらない!導入した市販ルーターなど
導入した製品紹介です。できるだけ安く済ませたかったのですが、大体、総額1万5000円以下にはなったかと思います。
バッファロー製の無線ルーターWSR-2533DHP3-BK
↑1つ目は、バッファロー製の無線ルーターのWSR-2533DHP3-BKです。1733+800Mbps IPv6対応のバッファロー製のWifi5のそれなりに上位なモデルです。1万円近くで購入することができる点、某雑誌で壁を隔てた減衰率が低いという情報があったため購入に踏み切りました。Amazonのレビューでは繋がらない!など低評価も目立ちますが、今のところ、私のところに届いた個体はよく働いてくれています。
このルーターをブリッジモードで使用します。ソフトバンク光と光BBユニットの関係、市販ルーターをなぜブリッジモードで使用するかは前回の記事をご確認ください。このルーターの対抗馬としてはNEC製のルーターも考えていました。
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参考【QOL向上】ソフトバンク光が繋がらない!市販のルーターで解決を目指す(検討編)
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TP-Link製Wifi子機 Archer T3U Plus
↑2つ目は、TP-Link製のUSB Wifi子機です。さっきの図に戻って確認してもらいたいんですが、5Ghz帯に関しては、実は市販ルーターを導入したほうが通信速度が低下しました(60Mbpsから29Mbpsに通信速度が下がってしまいました)。
ただ使っている感じとしては、光BBユニットだけの時と比べると、ネットが途切れることは全くなくなりましたし、ネットサーフィンくらいなら速度自体もそんなに悪くありません。電波の受信側が壁を隔てた部屋だからしょうがないかなあ、と思っていました。
が、ここで衝撃の事実が判明。同じ部屋でiPad miniで計測をしてみると、5Ghz帯でも180Mbps出ました。ということは、速度が遅いのはバッファロー製のルーターのせいではなく、受信する側ではないか?と考えました。というわけで、PCの電波の受信能力を強化すべく、このTP-Link製のUSB WIfi子機を導入した次第です。ちなみにバッファロー製のものもありましたが、ちょっと高かったのと、これまたAmazonの評価がそんなに良くなかったので、このTP-Link製の製品にしました。実はスペックとしては、2.4GHz帯(400Mbps)と5GHz帯(867Mbps)ということで、ルーターの性能よりも劣っています。もちろん、同じTP-LInk製でこれより性能が良い製品もあったのですが、失敗したときに備えて安いもので済ませてしまいました(笑)
ただ結果としては冒頭記載した通り、このTP-Link製のUSBWIfi子機でも十分に通信速度を向上させることができました!
ソフトバンク光が繋がらない!市販ルーター導入でちょっと詰まったところ
これらの製品を購入したら、あとは、ルーターは光BBユニットと接続し、Wifi子機はPCに接続するだけです。ルーターの方がちょっとだけ詰まったところがあるので、そこだけ、参考にしたサイト様をご紹介させて頂きます。
(2020年10月10日追記)そもそもの市販ルーターを使用する全体像がまとまったものを見つけました。
光BBユニットの無線LAN機能を停止する方法
色んなサイト様を調べていると、市販ルーターを接続するにあたって、光BBユニットの無線LAN機能を停止するよう書かれていたんですが、セットアップ画面にログインできない。初期ログインIDとパスワードはuser/userなのですが、変更してしまい、それをどこにメモしたか忘れてしまいました。これは初期化すれば新しくログインIDとパスワードを設定できるので、忘れてしまった場合は初期化で対応できるかと思います(ただし初期化するとIPv6とかの設定も初期化されてしまうので要注意)。無線LAN設定の無効化とIPv6の有効化についても公式リンクを貼っておきます。
バッファロー製の無線ルーターをブリッジモードにする方法
WSR-2533DHP3-BKですが、説明書にブリッジモードへの変更方法について書いていません(よく見たらあるのか?)。ググったところ、バッファローの公式HPに方法が書いていました。
ソフトバンク光が繋がらない!市販ルーターを使った解決まとめ
いや~、ちょっとしたことでネット環境って大きく改善されるんだ!と驚きました。
ところで光BBユニットの無線LAN機能って使わなければ、その分の月額費用(具体的にはWIFIマルチパックの費用)は安くなるんでしょうか?これはちょっとよくわかっていないので、調べるなり、問い合わせるなりしたいと思っています。また、結果がわかりましたら、どこかに書いておこうと思います。
(2020年10月17日追記)ソフトバンク光のページで問い合わせ場所を探しましたが、チャットボットしか出てこず、WIFIマルチパックを解約してしまって良いか、よくわかりませんでした。色々参考にしてみましたが、以下のサイト様が詳細に解説してくださっていました。
結構その人の状況によるみたいですね。私は特に問題なかったのでWIFIマルチパックは解約しようと思います。
それでは!皆様もよきネットライフを!