こんにちは。みなさん、最近心に溜まっている「モヤモヤ」とした気持ち、どうしていますか?
昨年まですっごい仕事がすっごい忙しくて、しかも新しく部署に入ってきた若者がまーー変わり者。勤務態度も悪いし、そのくせ、注意をした人には仕事もせずに粘着ばかり。私は直接の被害を被ったわけではありませんが、見ていてモヤモヤしていました。
モヤモヤが収まらず、試しにオンラインカウンセリングを利用してみました。今回はその経験から思ったことなどを書いていきたいと思います。ちなみにその若者はどこかに飛ばされたので、今は気楽です(笑)
なぜ、言葉にすることは大切なのか?
私たちの心は、日々たくさんの情報や感情を処理しています、たぶん。
時には、辛いこと、イライラすることもありますよね。そうした感情が心の中に溜まっていくと、心が濁っていき、やがては重たくなって、身動きが取れなくなってしまうようになるんじゃないかなあ、と個人的には思っています。
そんな時、一番効果的なのが「言葉に出す」という行為なんじゃないでしょうか。実際、誰しもが友人や家族に愚痴るという行為をやったことがあるんじゃないでしょうか。
ただ、ここで大切なのが、誰に話すか、だと思います。友人や家族、あるいは恋人に話すことももちろん大切です。それで済めばいいんですが、結構難しい場面もありませんか?
例えば、誰かに一生懸命話に愚痴を聞いてもらいたいとき、「それってこういうことじゃないの?」とアドバイスをくれたり、「もっとこうしてみたら?」と解決策を提示してきたり。ありがたくはあるのですが、とりあえず話を聞いてほしい!みたいなことがあるかもしれません。あるいは、ずっと同じ人に愚痴り続けて申し訳ない、そもそも愚痴ること自体が申し訳ない、そんなこともあると思います。
「聞く」ことの難しさ
人の話を「聞く」という行為は、私たちが思う以上に難しいものと思っています。特に、ネガティブな感情を伴う話を聞くのは、かなりのエネルギーと技術を必要とすると個人的には思っています。
その昔、ある人が「愚痴を聞いてくれない」と恋人の不満を漏らしているのを聞いたことがあります。私はその時、ちょっとその恋人さんに同情する気持ちになりました。なぜなら、愚痴を聞くということは、相手の負の感情を一時的に引き受けることだからです。それはまるで、相手が持っていた重たい荷物を、代わりに背負ってあげるようなもの。背負うにはエネルギーを消耗しますし、背負い方には技術が必要です。
一方で、軽い愚痴の言い合いなら、それはコミュニケーションの一環として成立します。でも、ガチの、ドロドロとした負のエネルギーを一方的に吐き出す行為は、聞いている相手の心に確実に消耗させるんじゃないでしょうか。
「愚痴を言ってスッキリした!」と、話した側は清々しい気持ちになるかもしれません。しかし、その時スッキリした分の負のエネルギーは、決して消えて無くなったわけではありません。それをまるごと、あなたのために聞いてくれた人が代わりに引き受けてくれている、かもしれません。なかには全然負担に感じない人もいるかもしれませんが。
本来、負のエネルギーは、自分で背負っていたもの。それを誰かに受けてもらうというのは、結構大変なことを頼んでいると思います。それこそ、正当な対価を払ってプロに頼むレベルかもしれません。にもかかわらず、何の気兼ねもなく「聞いてよ!」と押し付けるのは、相手に大きな負担を強いていることに、もっと自覚的になるべきだと思うのです。あくまで個人の考えですが。
プロだからこそ保証される安心感
そういうわけで、個人的には、本当にガチの愚痴を言いたいときは、オンラインカウンセリングという選択肢もあるんじゃないかなと思っています。
オンラインカウンセリングの素晴らしい点は、まず「聞くことのプロフェッショナル」であるという点です。彼らは、ただ話を聞いてくれるだけでなく、私たちが言葉に詰まってしまった時に、うまく質問を投げかけてくれたり、感情を整理するための手助けをしてくれたりします。
しかも、利用するサービスにもよりますが、最初に、聞き方の指定をできる場合もあります。ただ話を聞いてほしい、あるいは、解決策を一緒に考えてほしい、など。アドバイスが欲しくない、ただ話して終わりたい。そういうニーズにも応えてくれます。
また、家族や友人に相談するとなると、「心配をかけたくない」「関係がこじれたらどうしよう」といった不安がつきまといます。その結果、本当の気持ちを話すことができず、かえってストレスを溜めてしまうこともあるかもしれません。でも、オンラインカウンセリングの相手は、話を聞くプロです。しかも、こちらはお金を支払っているので、割りと気兼ね無く感情を吐き出すことができます。
私自身は結構人見知りなんですが、最初はちょっと話すのに躊躇をしていたものの、聞き手がうまいので、気づいたら思っていたことを全て吐き出していて、しかもすっごいスッキリしました。
というわけで、オンラインカウンセリングの体験談でした。なかなかカウンセリングというと、他の人が聞くと心配されそうな感じもするので躊躇するかもしれませんが、手軽かつ後腐れの無いストレス発散のツールとして頭の片隅に置いておくのも結構ありかもしれませんね。
ちなみに利用したのは以下の「Cotree」というサービスです。ありがとうございました。