どうもこんにちは、少し前の話ですが、クルーズ船の「ダイヤモンド・プリンセス号」に乗って旅行に行ってきました。ダイヤモンド・プリンセスといえば、一昔前に某ウィルスのおかげで悪い意味で有名になってしまった船ですが、乗ってしまえば最高の旅を提供してくれる船でした。
もはや楽しい思い出しかない、いや、楽しくないはずがない、というくらいに大満足の旅でしたが、まあ他人の旅行話ほどつまらない話もそうそうないため、単純に旅の話をブログ記事に書くのもどうかな〜と思っていました。で、色々と考えたのですが、クルーズ船って結構特殊というか、初めて乗る場合は色々と悩んだところがあったので、それを記事にしてみてはどうかと思い、今回の記事を書いています。
ダイヤモンド・プリンセスに乗る前に悩んでいたこと・実際はどうだったかについてつらつらと書いていこうと思います。
ダイヤモンド・プリンセスに乗る前に悩んでいたこと・実際はどうだったか
これからダイヤモンド・プリンセスに乗る方に役立つかどうかわかりませんが、乗船前に個人的に悩んだことと、その結果について書いてみたいと思います。まあ話半分くらいで参考にしてみていただければと思います!
酔い止めは持って行ったほうがいいのか?
持って行ったほうがいい。これはガチです。
旅行会社曰く「クルーズ船内で買えます。」とのことで、酔い止めは持っていきませんでした。確かに船内で酔い止めは売ってるんですが、バリバリの外国の薬で、箱には英語の説明が……頑張れば読めなくもなかったのですが、読み間違うと怖いので、結局気合いで耐えることに。。。酔い止めだけは本当に持って行った方がよかったです。ちなみに大型クルーズ船でそんなに揺れるの?と思うかもしれませんが、揺れる日は結構揺れます。多分想像しているよりもだいぶ揺れると思います。穏やかな日がほとんどだったんですが、1日だけかなり揺れる日がありキツかったです。まあ慣れるんですけどね。
チップ用にドルは持って行ったほうがいいのか?
持っていきましたが、重宝しました。
具体的にはルームサービスを頼んだとき、支払いました。特にルームサービスは、スマホのアプリから頼むのですが、プリンセスプラスに加入していたこちらとしては、チップが含まれている場合やそうでない場合があったんですよね。これの違いはわからなかったのですが、最初、ルームサービスを頼んだとき、チップを払わずにいたのですが、どうもチップを払って欲しい雰囲気を察しました。別にあからさまに不満そうに接客されたわけではないのですが、やっぱりチップを払うと嬉しそうにしてもらえるので、こちらの気分もよくなりました。
だいたい15ドルくらい持って行ったかな?とはいえ、若干心許なかったので、20ドルくらいは持って行ってもいいかも。ルームサービスのときにチップを渡す際は、食事などを受け取るときに、Thank youと言いつつ、お札を差し出せばそれで受け取ってもらえます(正しいやり方かは知らん)。
水着は持って行ったほうがいいのか?
持っていかなかったが、持って行った方がよかった。
旅行に行く時期にもよりますが、クルーズ船には結構年配の方が多く、思いの外プールはそこまで利用されていませんでした。水着を持って行ったら入れたのに……と後悔するくらいなら、持って行ったほうがよかったです。とはいえ、普段泳ぎ慣れていない身としては、いきなり泳いで身体になにかあっては怖いですし、悩みどころですよね。あと、船が揺れてプールが閉鎖されている日がそこそこありました。
メダリオンアクセサリーは買った方がいいのか?
これは普通にいらなかったですね。デフォルトは、首掛け式タイプですが、みんなこれでした。実際、メダリオンをかざす機会ってそこそこあるので、首掛け式の方が楽なんじゃないかなーって思いました。
客層はどんな感じなのか?
カジュアルと言われる(と聞いています)、ダイヤモンド・プリンセスですが、基本的に客層はみなさん、落ち着いた感じの方々でした。
超絶上品で住む世界が違う、というほどではないようにも感じました(失礼か)。ただ、ちょっとだけ騒がしい人もなかにはいましたね(怖かった)。まあ、たくさんの人が乗っているので、色んな人がいるということで。逆に、私のようなクルーズ初心者からすると、ちょうど良い感じでしたね。騒がしすぎず、かといって、上品すぎない、変に気を張らずに済む感じでした(笑)
オプショナルツアーは申し込んだ方がいいのか?
場所にもよりますが、申し込んだ方が良さそうです。
クルーズ船が停まる港って割と僻地にある感じでしたので、そこから観光地に行くだけでも、ちょっと手間がかかりそうでした。あと、寄港地での停泊時間って思ったよりも短いです。朝に到着して夕方の17時半には出港とかいうスケジュールとかなので、きちんと観光しようと思ったら結構タイト。バスで全部連れて行ってくれるオプショナルツアーはありがたかったですね。特に海外での寄港地とかは、オプショナルツアーなしだと、どうなっていたか怖い。
普通の旅行なら現地のホテル(しかも観光地に近いところとか)を拠点に朝から夜まで動き回れるので結構時間的に余裕があるんですよね。この辺は通常の旅行と、クルーズ旅行の違いだと思いました。
クルーズ船内での服装はどんな感じなのか?
GUとユニクロで揃えていきましたが、それで十分でした。
フォーマルナイト以外は、GUとユニクロで揃えた服装で十分でした。GUあたりでカジュアルなジャケットとか買っておくとよいかもしれません。でも船内でも普通に半袖のポロシャツっぽい服装で彷徨いている人がたくさんいたので、よほどカジュアルすぎる服装でなければ大丈夫だと思います。
フォーマルナイトは礼服で行きましたが、まあ、普通のビジネススーツっぽい人もいました。まあ、ガチ礼服でなくても良さそうだったので、適宜オシャレなスーツを着ていけば大丈夫そうでしたね。あと、フォーマルナイト用のスーツは以下のケースに収納して持っていきました。割と持ち運びしやすくてよかったです。
クルーズ船内で洗濯はできるのか?
できます。ただし、やり方はググった方がいい。
海外製のよくわからん自販機から洗剤を買って、海外製のドラム式洗濯機で回します。乾燥機も海外製。洗剤を入れる場所がよくわかりませんでした。このあたりは、他に解説しているブログとかがあるっぽいので、ググってみてください。粉洗剤なのですが、直接洗濯物の上にぶちまけるのが正解なのかな?
あと、染み抜き専用の洗剤を持っていきましたが、これは1回だけ使いました。食べ物が結構ソースかかってるやつが多くて、こぼしちゃう不安がある場合は持って行くのがいいかもしれません。
英語は話せた方がいいのか?
基本的になんとかなります。
船員さんは基本的に英語圏の人だけど、みなさん日本人慣れしている印象。こちらの音痴な英語が伝わらなくてもなんとかしてくれようとする雰囲気があります。メニューとかは全部日本語で書かれているので、this!とか言ってメニューを指さしておけばだいたい伝わります(笑)
夜は眠れるのか?
夜はうるさいかなーと思いましが静かでした。
一応、耳栓を持って行ったんですが、いらなかったですね。ただ夏休みとか子供が多い時期になるとわからないかも。夜寝るときに重宝したのは、やっぱり寝巻きですね。クルーズ船には寝巻きはないので、持っていってよかったです。あと、部屋が割と乾燥しているので、寝るときにマスクをしていました。マスクを持って行くのもいいんじゃないでしょうか。パーソナルな加湿器はちょっとやりすぎかな…?
現地通貨は持って行ったほうがいいのか?
あった方がいいと思います。
オプショナルツアーを申し込んでいる場合は特に持参した方がよさそう。寄港地の港で両替している時間はあんまりなさそうでした。まあそもそもツアーで行くと、ほぼ現地通貨を使う機会なんて無いのですが、お土産を買う時にだけ必要になります。全部クレジットカードで乗り切ることもできなくはなさそうですが。やっぱり現金があった方が何かとつぶしはききます。
水筒は持って行ったほうがいいのか?
あったら便利だけど必須ではないと思います。
水筒を使う場面は、基本的に寄港地で船外で活動するときに水を入れて持ち歩くくらいですね。特に海外だと水の調達が思ったより厄介なので、船内から水を入れて水筒で持ち運ぶことで重宝しました。逆に言うと、この1点のみしか使用しなかったです。船内だと、自室に水を持って帰る時に便利かなーと思いましたが、まあルームサービスを頼むんですよね。ちなみに船内には自販機はなくて、ペットボトルのミネラルウォーターですら、どこかで注文しないと手に入らなかったのは少し不便でした。
バルコニー付きの部屋を予約した方がいいのか?
バルコニーはなかなか良い!が2回目はもういいかなって感じ。
バルコニー付きの部屋を使いましたが、自分の部屋から海を見ることができるのはいいですね。とはいえ、自室のバルコニーから見るよりも、船内の他の共用スペースからいくらでも、もっと良いポジションで海を見ることはできます。海を見たいなーってときは大体自室から出ていましたので、バルコニーをそこまで有効活用できていたかと言われると微妙。夜とか、ひとり海を見ながら酒でも飲むかって企んでたんですけど、夜は真っ暗で海は見えません(笑)もし2回目で行くならバルコニーはいらないかなーって感じです。窓は欲しいですけどね。
お風呂関係は割ときつい
お風呂関係は割ときつかった印象。
一部の部屋を除いてバスタブがないので基本的にはシャワー生活です。船の上での生活なので贅沢は言えないんですが、シャワー室は狭いし、水も地上のに比べるとちょっと硬いって言うんですかね?硬水っぽい感じです。備え付けのシャンプーやリンスも、シャンプーリンス一体型であんまり使い心地もよくなかったですね。船を降りる頃には身体はバキバキ(体が凝るので)、頭もバキバキ(シャンプーリンスが良くないので)でした 笑
ちなみにダイヤモンド・プリンセスには大浴場もあります。予約制&有料なんですが、受付の人が日本語OKのときと英語Onlyのときがあるので、ここだけは英語喋ることができる方がいいかもしれません。受付の人に水着(watersuit)必要ですか?って聞いたんですが、普通の浴場では不要とのことでした(が、私は実際には入っていないのでよくわからぬ)。
あと、洗顔フォームやら化粧水、乳液は無いので持っていったほうが良さげです。100円ショップに売ってるトラベル系のケースに入れて持っていくのが良さそうです。
トイレ関係
ウォシュレットがないのが結構辛い。
ウォシュレットも一部の部屋を除いて無いとのこと。私が泊まった部屋にもありませんでした。ウォシュレットがないのって、思ったより辛いですね。もはやウォシュレット無しの生活には戻れないほど、ウォシュレットに慣れ親しんでいました。あと、トイレが普通のトイレより詰まりやすいらしいです(注意書きでも説明されています)。私は自室のトイレが詰まると困るので、共用スペースのトイレで大きい方は頑張っていました 笑
ダイヤモンド・プリンセスに乗った時の写真とか
ここからは実際に旅行に行ったときの写真をご紹介します。まあ他人の旅行の写真なんて面白くもなんともないと思うのですが、思ったこととかも書いているので、よければ見てやってください。結局自慢するんかい!ってなりそうなので、見たくない方は特に見なくてもいいです。
▼写真の撮り方が下手なので大きく見えませんが、かなり巨大な船です。ちょっとした建物よりもはるかに大きい。あとで調べてみて分かったんですが、ダイヤモンド・プリンセスってクルーズ船の中でもなかなか大きい部類の船のようです。側面にあるのが個室のバルコニーですが、これ、ひとつひとつが客室なので、いかに巨大かがよくわかると思います。
▼その客室のフロアがこんな感じ。船の先頭から最後尾まで一直線に廊下が伸びています。ほとんど奥が見えないくらい。自分の部屋までたどり着くのに確実に迷います。自分の部屋の目印になるようにドアノブにリボンを結んだり、マグネットをドア付近に貼ったり、みなさん工夫をしていました(リピーターが多いみたい)。
▼個室のバルコニーはこんな感じ。そんなに良い景色とまでも言えないんですけど、まあ、やっぱりテンションは上がる。朝起きた時にすぐに海が見えるのは良かったですね。バルコニーのある部屋は、下の方の階ほど広そうなんですが、上の階の人から見えちゃうんですよね。逆に上の階は他人から見えませんが、ちょっと狭いです(これは上の階のバルコニー)。
▼ラウンジ的なバーです。こういうバーっぽい場所が船内にたくさんあります。私は全部回りきれませんでした……どのお店もとても丁寧に対応してくれるんですが、基本的に外国人の店員さんです。メニューが日本語対応しているとはいえ、カクテルの詳しい説明はなく、外国人さんの店員さんに聞ける英語力もなかったので、スマホで調べてから、注文していました(笑)そう考えると、船内WiFiに接続できるプランに加入するのはほぼ必須かもしれません。
▼小さいですが、カジノもあります。スロットとかマシンタイプと、ディーラーとやるタイプがあります。とはいえ、ディーラーさんは全員外国の方ですし、ちょっと英語に自信がなかったので、チャレンジはできませんでした。私がみる限り、カジノエリアの従業員さんが1番暇そうだった笑(誰もやらないので)。
▼レストランもたくさんありますが、1番利用するのはビュッフェ形式のホライズンコート。ここは超カジュアルなビュッフェ形式のレストランでいつでも開店しているので、気軽に小腹を満たせます(しかも美味しい!)。乗船したらまずここに行け、と覚えておけばいいです。気軽さで言えば、イオンのフードコート並。
▼こっちはきちんとした服装で行くダイニングでのメイン料理。まあ見てもらったらわかる通り、すげえ美味しかったです。肉が柔らかすぎる…。ダイニングとはいえ、そんなに息苦しくもなく、楽しく食事ができました。パスタも試しましたが、やっぱり肉がいいですね。肉を食え!
▼船のデッキにはこんな感じで至る所に椅子があります。この椅子に座って海を見ながらぼーっとするのは至福の時間。長い航海中は暇な時もあるので、こういう場所で読書をしたり、ゲームをしたりするのが最高です。なので、暇つぶしアイテムは必ず持っていきましょう。
▼エメラルドグリーンの海。特に語ることはありません。すっげえ綺麗でした。やっぱり沖縄は最高なんですな。とはいえ、クルーズ船での旅行は1日のスケジュールがタイトなので、沖縄で泳ぐほどの時間的余裕はないかもしれません。
▼海その2。ここもすっごい綺麗だった。もう少しゆっくり観光したかったんですが、やっぱり時間が足りませんでした。沖縄は今度は飛行機で行ってじっくりと観光したいかもしれません。あと、こうやってみると、やっぱり綺麗な写真を撮ることができるカメラが欲しくなります。
以上です。めっちゃ楽しいのでクルーズ旅行悩んでるって人はぜひ行ってきてください!
ちなみに初めてだったのでJTBで予約して行きました。船内でもJTBのスタッフの人がいて困った時に色々質問できたので、助かりました(という勝手な宣伝)。