どうもこんにちは、読書ライフ楽しんでいますでしょうか?
私は電子書籍派なのですが、たまに電子書籍版が存在しない本が欲しくなる時があります。そんなときは紙の本を購入してその本を自分で電子化(いわゆる自炊)をします。かれこれ自炊した本も200冊を超えまして、自炊に関してはかなり手馴れたものとなってきました。まあこれだけ自炊しているとコツみたいなものも掴めてくるわけでして、今回はそのご紹介となります。
ちなみに私の本の自炊方法は以下の記事で詳細に解説しているので、よろしければご覧ください。
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参考【書籍自炊】ix1500とスマホで自炊!簡単な書籍の自炊のやり方
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本の自炊のコツ~表紙はぶっちゃけいらない~
まず特にこだわりがない人はカバーや表紙などの厚紙はスキャンしないことをオススメします。
特にカバーの印刷は労力がかかります。大抵のカバーは帯のようになっていると思うのですが、このカバーをスキャンできるようなサイズにカットする必要があります。1冊程度なら大した労力ではありませんが、これが何十冊となってくると重労働です。一方でカバーをスキャンするメリットはそれほどありません。自炊したデータを読むリーダーですぐに本を発見しやすくなるくらいですが、カバーをスキャンしていなくてもSidebooksというアプリであれば本のファイル名が表示されるので、すぐに読みたい本を探すことができます。Sidebooksについてご紹介したのは以下の記事です。
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参考【書籍自炊】自炊した書籍を読むのにオススメなリーダーアプリはどれか?
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得られるメリットが少ないですし、あまり手間がかかりすぎると自炊自体が面倒になってしまうため、省ける動作は省いていきましょう。
本の自炊のコツ~切断面の方を札束のように広げる~
私が使用しているドキュメントスキャナのIX1500は高性能なので、スキャナが原因でスキャンに失敗することはほぼありません。
となるとスキャンに失敗するときというのは「スキャンされる側に問題があるとき」となります。具体的にはうまく本を裁断できていないときです。経験上、スキャンで紙詰まりを起こして失敗するときというのは、9割くらいはうまく本を裁断できていないときです。このうまく裁断できていないというのは、本の背中の部分のノリがくっついたままとなっている状態となります。これは古い本であればあるほど多く、特に漫画などをスキャンするときは慎重に確かめておかないとスキャンするときに紙詰まりを起こします。
というわけで本を裁断したら、写真のように1度切断面の方から札束のように広げておきましょう。このひと手間をいれることで紙詰まりを防止することができます。
本の自炊のコツ~間違えてスキャンしてしまった場合はやり直そう~
本の自炊を始めたばかりのころは、よくスキャンを間違えてしまいます。具体的には、ドキュメントスキャナーに50ページずつくらい突っ込んでいくことになると思うんですが、たまに順番を間違えてしまったり、裏表逆に入れてしまったりすることがあります。
こんなときは素直にやり直しましょう。あとでPDFファイルを編集しようと考えてしまうかもしれませんが、これは想像以上に面倒くさいです。ミスったらやり直しましょう。
本の自炊のコツ~接着面ギリギリで切らないようにする~
これも慣れてきたら掴めるコツなんですが、本を裁断するときは接着面ギリギリで切らないほうがいいです。理由は上で書いた通りなんですが、接着面ギリギリで切るとノリが残っていてスキャンするときに紙詰まりの原因となります。
本を切断するときは余裕をもって切断しましょう。裁断機のサイズに杓子定規に合わせる必要はあまりなく、本の余白の範囲であれば柔軟に調整しましょう。
本の自炊のコツ~裁断前に付箋が貼られていないか確認する~
ここまで来るとちょっとマニアックなんですが、参考書とかをスキャンするときは付箋が貼られていないかをチェックしてください。付箋というのは本当に伏兵でして、裁断した感触では貼っていることに気づきませんし、たまにIX1500ですらすり抜けてスキャンされてしまうことがあります。本の自炊を前提に生活するのであれば、もう付箋自体貼らない方がいいかもしれませんね。
本の自炊のコツ~まとめ~
いかがでしたでしょうか。
割と細かなコツばかりのご紹介となりました。本当は以下の記事に書こうと思ったんですが、元の記事が思ったより長くなってしまったので、独立した記事としてご紹介しました。
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参考【書籍自炊】ix1500とスマホで自炊!簡単な書籍の自炊のやり方
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皆様の素敵な読書ライフの一助になれば幸いです。
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