ブログ作り 書籍感想

【書籍感想】個性を収入に変える生き方 ブログ飯(著:染谷昌利 インプレスジャパン)

2020年10月31日

こんにちは、今回は久しぶりに書籍の感想を書きたいと思います。

多分ブログを始めた人であれば大体聞いたことがあると思う本「ブログ飯」を読んだのでその感想となります。

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今は大変荒んでいるこのブログですが、始めた当初は希望に満ち溢れてキラキラと収益化の希望を抱いている時期もありました。ですが、実際には現実はそこまで甘いものではなく、日々このブログのカウンターを回すのは自分とクローラーとリファラースパムという毎日にほんのちょっぴり絶望している次第であります。

よく続けられているなあと我ながら思いますwww

もはやブログは趣味!そう散々自分に言い聞かせてはいるものの、まだ収益化への未練はタラタラでして、こうしてブログで飯を食う!といった書籍を読んだわけであります。

 

 

ブログ飯 感想の概要

ざっと読んだ感想としては、ブログを始めた人が読むには心に響く良い本だな、と思いました。評判通りの内容です。著者も折に触れて断っているのですが、内容としては一見すると抽象的なところがあります。ただ、本書の主張は一貫しているところがあり、それは、ブログ記事は自分が好きなものを書くこと、好きなものを突き詰めること、好きなものを突き詰めて人が知らない情報を提供すること、そういう自分の視点で書くことで初めて価値が生まれる、という考え方が根底にあるのだと思います。そういったしっかりとした軸があるからこそ、この本は小手先のテクニックではなく、抽象的ではあっても心に響く内容になっているのだと思いました。

そう言う意味では、この本はテクニック集といったものではなく、ブログ初心者に心構えを説くもの、叱咤激励をするものではないかと思います。中には、結果が出ないブログは思い切ってやめること、そういったキツい言葉もあります。ですが、こういった言葉もきちんとした根拠があり、非常に納得感があるものだと思います。ブログで行き詰まっている人にとってはまさに叱咤激励となるものでしょう。

ここまでが客観的な感想です。ここからは主観的な感想となります。

非常に個人的な感想ですが、割と結構心を抉られました。なんといっても、この本では「1日500PVみたいに結果が出ていないなら〜」みたいな感じで、割と結構な割合でこういった数字が出てきます。

ですが、私のブログはそのことごとくが「結果が出ていないとされる数字」よりも遥か下を低空飛行しているわけです。

1日500PV?先月のこのブログの月間PVそれ下回っているよ!

しかも、本を読めばわかりますが、ブログは自分の好きなことを突き詰めて他に価値のないものを提供するものと言っておられます。これは至極同意できるところで、私はこれまでも、そのつもりで記事を書いてきたのですが、一向に伸びない。この本を読んで、なんというか改めて「自分の書くブログ記事には価値がない」という思いを強くしました。叱咤激励にはなるのですが、ダメージがデカすぎて凹む。この本は完全に行き詰まっている人というより、初心者を脱して伸び悩んでいる人あたりがちょうど良いかもしれません。私みたいに最底辺ブロガーはなんせHPが低いので、少しもダメージにも耐えられません(笑)

危うくブログをやめかけました。

あ、本の内容自体はとても納得感のいくものです。まあそれだけに刺さりすぎるというのもあるので、読む人はご注意を…

 

 

ブログ飯 ピックアップ感想

ここからは特に印象に残った一節を引用しつつ、感想を書いていきたいと思います。

逆に、儲かりそうだから、商品のサンプルをもらっちゃったから、自分は興味ないけど話題だから書いておこう……、なんて調子でブログを運営している人も、きっといると思います。ちょっと言葉はきついですが、正直言って時間の無駄です。

「個性を収入に変える生き方 ブログ飯」(著:染谷昌利 インプレスジャパン 2013年電子版)「第二章 ただのブログを「飯が食えるブログ」に変える」より引用(電子版のためページ数は表示レイアウトにより異なります)

いきなりですが火の玉ストレートの一節です。スパーンと頬を張られたような感じがします。

私は基本的に興味をもった対象をブログの記事にしているのですが、やっぱり、世の中のトレンドと自分のトレンドってずれているんですよね。だから自分の興味のある話題をブログに書いても反応ってもらいにいくいんです。

だから、Twitterとかでもそうなんですが、世の中のトレンドについて呟いた方が圧倒的にインプレッションがつきやすい。ですので、興味がないけど話題だから書いておこう、という魅惑に抗うのは実はとても難しいのではないかと思いました。

でも、そういう自分が興味のない話題ばかり、統一性もなくブログの記事にしていると、結局は個性が出ないというか、自分の価値が出せないんだろうなあ、と思ったので、本当にこのバランスは難しいと思います。

この一節は安易な方向に逃げてしまいそうな心を押し留めてくれるような文章だと思います。ですが興味がないこともやってみると案外面白かったりするもの。私はこの本の教えには背いて、引き続き気乗りしないテーマでもブログを書いてみたいと思います(笑)

 

一つのテーマにつき最低30記事は書けるようなテーマを選んでください。

「個性を収入に変える生き方 ブログ飯」(著:染谷昌利 インプレスジャパン 2013年電子版)「第二章 ただのブログを「飯が食えるブログ」に変える」より引用(電子版のためページ数は表示レイアウトにより異なります)

これもこの本が全体を通じて伝えているメッセージがよくわかる一説です。興味のある分野、自分がいくらでも語れる分野、他人より詳しい分野、そうした分野について書きましょう、30記事は書けるようなテーマを選びましょう、というものです。

個人的には一番響いた一節ですね。確かに私が定期的に訪れているブログ様はひとつの分野で30記事くらいは書いているサイトが多いです。記事の多さと言うのは何というか無意識のうちに専門性を感じるところであります。個人的には10000字を超える記事を書くなら、2000文字の記事を5つ書く方が良さそうな感じがします。それが分厚さを感じさせ、専門性をより的確にアピールできそうだな、と思いました

単純に数を揃えれば良いと言うものではありませんが、自分のサイトを分厚くしていきたいと思いました。

 

「飯が食えるブログ」を作るためには、少なくとも数カ月間は運営し続けることが必要です。

「個性を収入に変える生き方 ブログ飯」(著:染谷昌利 インプレスジャパン 2013年電子版)「第二章 ただのブログを「飯が食えるブログ」に変える」より引用(電子版のためページ数は表示レイアウトにより異なります)

シンプルながらも初心者ブロガーには励ましとなる一節です。ただ私のブログは4ヶ月なので、そろそろ数ヶ月。ですが、1日のPVが1とかそんなものなので、逆に、この言葉ですら重荷に感じてきました(笑)

っていうか1日1PVって逆にすごいですかね?

一般的にSEO対策をしてから、その結果が反映されてくるのは3ヶ月後と言われています。ですので、今ある結果は3ヶ月前の結果ということになるかと思います。このマインドって結構大事だと思っていまして、今日結果が出ていないのは昨日の努力が足りていなかったからじゃない、3ヶ月前の努力が足りなかっただけ、そう考えると少し心が楽になるのでした。

 

人は、あなたが思っている以上に、あなたのことに興味はありません。あなたが常識だと思っているのは、実はあなただけの常識かもしれません。「こんなことやったら、変な奴だって思われるかも」なんて思いは持たないほうがいいのです。

「個性を収入に変える生き方 ブログ飯」(著:染谷昌利 インプレスジャパン 2013年電子版)「第二章 ただのブログを「飯が食えるブログ」に変える」より引用(電子版のためページ数は表示レイアウトにより異なります)

ブログを書くのに守っていてはだめ、そんなブログでは差別化はできないぞ!という一節だと理解しています。これはなかなか実践が難しいな〜と思いました。多分、人間誰でも他人に言えないような趣味とか嗜好ってあると思うんですよね。で、たぶん、実際にウケるのはそういう自分の根っこのところだと思うんです。

私なんて黒歴史が腐るほどありますし、なんならYoutubeに女の子の声をしたゲーム実況動画をあげて、現在進行形で黒歴史作っているようなもんです。若い頃は明晰夢にチャレンジしたり、黒魔術とか白魔術とか悪魔召喚とかの本を読んでみたり、催眠術の本を読んでみたり、恥ずかしい過去ばかりです。でも楽しかったんですよね〜。こういうことをブログで書けばたぶん個性は光ると思います。

これをどうしてブログのテーマとして書けないんでしょう。匿名のブログだから好きなことを書けばいいんです。世の中のルールに反しないのであれば、何を書こうが個人の自由です。でも歯止めがかかってしまう。私はこの原因は身バレしたときにブログの内容全てが自分にのしかかって来るというところにあるのかなあ、と思います。万が一バレても大丈夫な内容だけをこれまでは書いていますが、知らず知らずのうちに、これが枷になっていたのかなあ、と思いました。

 

でも、コピーされているブログを運営会社に通報したり、画像が盗用されないように写真内にコピーライトを埋め込んだりしている時間があったら、あなたにしか書けない記事を一つでも多く書いた方が時間を有益に使えます。

「個性を収入に変える生き方 ブログ飯」(著:染谷昌利 インプレスジャパン 2013年電子版)「第三章 継続して成果を出すブログの違い」より引用(電子版のためページ数は表示レイアウトにより異なります)

最近ブログのパクリ対策の記事を書いている私には直球で殴りかかられているような一節です(笑)実際その通りで、このブログには全く人が来ていないことが、この一節の正しさを実証しています。

ただ私の場合は、コピーされて悔しいという思いよりも、コピーした相手の方が原典だと思われることを避けたいのです。だってこのブログは人が来ないから!誰もこのブログを読まないので、コピーしたサイトの方が原典扱いされるのは色んなリスクから避けたいのです。

あと個人的にこういう対策してみた!系の話が好きでして、今後もこういった記事を書いていきたいと思っています。このブログの利用規約は私が自分でカスタマイズしているんですが、ルールとかそういう話大好きなんですよね。

 

ブログ飯 感想まとめ

というわけでブログ飯の感想をお届けしました。

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ところで、今回の記事から引用の方法を勉強し直したので、前の記事よりも引用を多用しました。引用は著作権法上認められている権利ではありますが、出所明示義務を具体的にどのように果たせばよいかいまいちわかりにくいんですよね。一番丁寧にやろうとすると、ページ数まで書くのが良いと思うのですが、私はKindleで読んだので、ページ数って書きにくいんです。というかそもそもブログでの引用は出所明示義務があるのか…(なくても書くけど)

書籍というのは文章が全てですので、それに言及させて頂くからには最大限に尊敬と配慮をさせて頂きたいものですが、ルールがちょっと難しいですよね。今度知恵袋か弁護士ドットコムで聞いてみようかな〜という余談でした。

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