どうもこんにちは、今回は遂に勝っちまったゲーミングUMPCのAya Neo 2021 Pro レトロパワーエディションのレビュー記事となります。レビューといっても私はそんなにPC関係に詳しくないかもしれず、ひょっとすると私がうまく使いこなせていない部分も多々あるかもしれないので、まあ、話半分程度に見てもらえればと思います。どちらかというとハード面で気になったところとかも書いていますので、もし購入を迷っている方の何かの参考になれば幸いです!
高い!重い!デカい!
3拍子揃ったロマンしかない商品でして、どう考えても万人向けではないことは確かです(笑)
Aya Neo 2021 Pro(レトロパワー)のスペック
購入したのはAya Neo Pro 2021のレトロパワーエディションです。例によって細かなスペックはAmazonの商品紹介ページから引用しておりまして、詳細は以下の通りです。ちょっと細かな点を補足しておきますと、2022年4月現在において、OSはWindows11にアップデートできて特に私の使っている範囲では問題なく動いており、また、技適マークも付与されています。
Windows 10 Home/ AMD Ryzen7 4800U 8コア/ AMD Radeonグラフィック/ 16GB(LPDDR4x 4266Mhz)/ 1TB PCIe Gen3.0x4/SATA3.0 NVMe1.3 SSD/ 7インチマルチタッチスクリーン/ USB 3.2 Gen 2 Type-C 10Gbps×3(うち2つDP 1.4&PD充電付) 3.5mmヘッドフォンジャック/ 重量650g/ サイズ: 255mmx106mmx20mm
注意は払っておりますが、正確な情報を提供を保証するものではない点、ご留意ください。
Aya Neo 2021 Pro(レトロパワー)の外箱・外観のレビュー
たぶんYoutubeを見た方が早いと思うのですが、一応このブログもレビューサイトとしての体裁があるので、ちょこっとだけ写真を載せておきます。ちなみに載せている写真のAya Neoは保護ガラスと側面に滑り止めを貼り付けています。実際の商品には付いていないのでご注意を。
まずは上から撮った写真となります。なんとなく写真で見ると手頃な大きさに見えますが、多分実際に見れば「デカイな…」以外の感想は浮かばないと思います。それほど、デカい、分厚い、重いと3拍子揃った外観となります。が、不思議なことに大きさには意外と慣れることができます(後述しますが、重さは慣れない)。
分厚さはこんな感じです。といっても写真からすると実感湧かないかもしれませんが、分厚いです。端子は充実していますね。大事なことなのでもう一回言いますが、かなり分厚いです。
背面はこちらです。特にこれといって言うことはないのですが、ファンの位置は邪魔にならない良い位置にあると思います。あと、各種法的規制のマークがついていますが、技適はちゃんと取得されているようです(他のロットはわかりませんが…)。よかった…
クレードルに設置した状態です。クレードルには軽く乗せるだけで設置できますが、ジャストフィットするような仕組みではなく「この辺かな?」と言う感じで入れています。ミスるとぶつかるので、壊れないかちょっと心配です(笑)
Aya Neo 2021 Pro(レトロパワー)の良いところ
所有欲を満たしてくれる
後でいっぱい書くのですが、不満点は割と多いです。正直ちょっと神デバイスとは言えず、冷静に値段を考えると、やべえ買い物しちまったなというやっちまった感しかないのですが、それを補って余りあるロマンがあります。これがゲーミングUMPCか〜という手元にWindowsがある喜び、色んな可能性、そういったものを感じます。たぶん購入した時が1番満足していました(笑)
身体を労わることができる(かも)
副次的な効果ですが、デスクトップPCから離れてゲームができるので、椅子に座っている時間が短くなり、腰を労わることができるかもしれません(知らんけど)。やっぱりずっと座りっぱなしはよくないので、座椅子などに座りかえてもゲームができるのが、このAya Neoの魅力です。幸い、座椅子に座るなりしてお腹の上に本体を乗せれば、重さというデメリットの解消にもなりそうです。
Aya Neo 2021 Pro(レトロパワー)の良くないところ
シンプルに重い
シンプルに重いです。大きさと分厚さは慣れるのですが重さだけは慣れねえ。気を抜くと落としてしまいそうで怖いです。筐体に滑り止めでも付けてくれれば違ったのに…と思いましたが、結局自分で100円ショップで売っていた滑り止めをつけてしまいました(上に置いている写真に写っている白い部分)。滑り止めをつけてから持ちやすさが3倍くらいになった気がします(感覚)。ちなみに滑り止めをつけずに手の圧力だけで保持しようとすると小指と中指あたりが若干痛くなってきます。滑り止めはつけたほうがいいでしょうね…
ファンがうるさい&爆熱
滅茶苦茶ファンがうるさいです。それだけ冷却してくれていると思うのですが、まじでファンがうるさい。ノートPCのファンの全力回転がゲーム中はずっと続いている感じです。これはこれで構わないのですが、ファンが背面に付いているので、ゲーム中のファンが回転している状態で机などに置きにくいです。吸気口塞いでしまって大丈夫かなと不安しかありません。ちなみにゲーム中は爆熱です(スマホなんか比べ物にならないほど熱くなります。大丈夫か?)。
3Dゲームも動くっちゃ動くけど…
私の設定が悪いんですかね?AAAと言われるタイトルは設定を落とさないと厳しいです。私の環境でプレイできているのは、FF14(でも機敏な操作は難しいのでもっぱらドマ麻雀専用。人が多いところでは露骨に動作が鈍くなる)、Fallguys、Fallout76、DOAXVVあたりです。逆にこれはちょっと厳しいんじゃないかなと思ったは、ウィッチャー3(これは本当に厳しい)、GTAIVあたりです。Fallout3とかNVまで来ると流石にしっかりと動いていそうです。「なんだ結構色んなタイトル動くじゃん」と思われたかもしれません。ただ個人的には、これ、動くか動かないか結構微妙なラインがあるんだな、と思いました。設定落とせば動くんでしょうが、デスクトップPCの画質に慣れているとそれもちょいと厳しい。あくまで妥協できるレベルで動くものが微妙に少ないな、という印象です。
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参考【個人備忘】Steam Linkを遅延なく使うための色々と触った設定
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追記:その後色々と設定を触っていまして、なんか綺麗に動くなと思うタイトルも増えてきたので、また追記しようと思います。
ボタンの押し心地は値段の割には微妙?
大手のゲーム機のコントローラに慣れているとどうしてもボタンの押し心地に違和感があります(その大手のゲーム機よりも高いんだけどな!)特にXYABボタンはなんか安っぽさがあって気に入りません。スティックとLRボタンの押し心地はそこそこいいのですが…(あとで書くけど、スティックにちょっとした不具合あったけどな!)
微妙にデスクトップPCとしては違和感が…?
これは私の設定不足なだけかもしれませんが、クレードルを使ってディスプレイに出力した時に、なーんか違和感があります。普通のデスクトップPCと比べるとなにか荒いというか、小さい画面をそのまま大画面に拡大しました!感があります。通常のデスクトップPCのように整然としているのではない感じです。例えるなら、スマホの画面をディスプレイに出力したのと同じような感じ。設定を色々といじったのですが、ちょっとどうやって改善すればいいのかわかりませんでした。これしかなければこれをメインPCとして使えばいいかもしれませんが、うーん…
(追記)色々やってたら解決しました。
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解決しました!【備忘】Aya Neo Pro2021をドックに繋いで外部出力をしたときに綺麗に映す方法
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微妙な不具合…?
私の個体だけだと思うのですが、左側のスティックを動かすときに「ミチ、ミチッ」と小さな音が鳴ります。操作には全く問題ないのですが、どうも噛み合わせが悪いみたいでして、新品の時からずっと鳴り続けています(ずっと操作しているうちに鳴らなくなってきた。大丈夫か?)。結構なお値段のする商品なので、この品質はちょっと頂けません。問題なく使用できているので特に返品などはしていませんし、仮に返品してもっと品質の悪いものが届くのも怖いです。このあたりは、国内メーカーと違って、正直品質ガチャ的なところがあるので、一種のギャンブルみたいなところがありますね。うーん、やっちまった感があります。
Aya Neo 2021 Pro(レトロパワー)の類似商品について
購入した後に気付いたというか、 そもそもこういうゲーミングUMPCってたくさんの種類があるので仕方がないのですが、私が購入したAya Neoの上位互換らしきものを発見してしまいました(例によってこれはこれでいっぱい種類があるみたいなので、購入を検討する場合はご自身でよく調べてください)。注目したいのは重量でして、こっちの方がすこ〜しだけ軽いのです。まあこちらも600gは超えているみたいなのですが、Aya Neoの欠点が重さなので、少しでも軽い機種の方が良かったかな〜と若干後悔していますwww
あとは、後で知ったんだけどGPD Win3という機種もいいらしい。Aya Neo買う前だったらこっち買ったかもしれません…うーん、これも欲しいなあ。
Aya Neo 2021 Pro(レトロパワー)のまとめ
というわけで、Aya Neo 2021のファーストインプレッション的なレビュー記事となりました。まあ、総評としては特に万人にオススメできる商品ではないです(高い商品なので正直に書きます。無理に購入を煽っても仕方がないので)。理由としては、まあ、画質的に満足にプレイできるレベルで動くゲームと動かないゲームがそこそこある(しかもAya Neoでプレイしたいよう3Dゲームに限ってその傾向が強い。そりゃそうか)、そこまで商品のクオリティが良くない、ものすごく高価な割に品質ガチャがあるといったところでしょうか。
正直ものすごく使い所を選ぶ商品であり、かつ、クオリティや品質も保証できるものでもないため、万人にはとても勧められません。購入するにあたっては、このゲームをやりたい!というのを明確に絞った上で、本当に必要?というのを10回くらい自問する方がいいです。私自身は満足している(と思い込んでいる)のですが、まあ、ニッチな商品であることは確かですねえ。
という感じでした!(Aya Neoさん、すみません!)
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その後の感想はこちら【使い道】ゲーミングUMPCはいらない子? 実際の使用状況のレポート
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