こんにちは、今回はなんでもない記事です。
私は仕事で英語を使うときがあり、TOEICの点数もそこまで低いわけではなく、また、メールなどでは辛うじてコミュニケーションがとれるのですが、会話については全くダメという悩みがあります。オンライン英会話などもやってみたのですが続けられず、一向に上達しません。正直日本語でもコミュ障なので、英語となると全く喋ることはできないんですよね。ただ、どうも最近はいよいよ英語で電話会議みたいな状況も避けられない未来が見えてきまして、いよいよこれは本格的に備えないといけないな、と思ってきました。
そこで、何とか英語での電話会議だけでも乗り切れないか、という観点から付け焼き刃の対処をしたいと思い、現在の状況を整理するのも兼ねて、この記事を書いています(そんなもんでは本物の英語力は身につかない的なツッコミも大いにあるかと思いますが、個人的なメモくらいに思ってくだされば。)
世の中には英語を何でもないように使いこなす人がたくさんいますが、私はそういった人々がしてきた努力をサボってきたツケが回ってきている感じです。。。
英語の勉強が続かない心当たり
まず、どうして英語の勉強が続かないのかなあ、と原因を推理してみました。個人的に英語の勉強をやめたと思ったタイミングや原因は以下の通り。
- 仕事の繁忙期(だいたい22時とかまで働くので力尽きる)
- 勉強の内容に飽きる
- 達成感がない
改めて目標の整理
なんとなくこれまで自分が考えていたのは、基礎から積み上げていけば応用も自然とできるようになる、というものがあった気がしています。十分な基礎力があればビジネスの場でもそれを活かして自然と英語でビジネス会話ができるようになると思っていたフシがあります。それはおそらく真実ですし、本当の英語力を身につけるという意味では正しいのでしょう。ですが、私にとっては、仕事に忙殺されている日々では、こういう基礎をやっている間に力尽きてしまう過去があったと思います。今思い返すと、自分が求めている英語力と勉強している内容に乖離があったように思います。仕事で使うかもわからない英単語の暗記や発音に一生懸命労力を割いていた自分がいたように思います。
そこで、とにかく、ビジネスの会議の場で、最低限レベルの英語の発言(せめて意思表示とその理由は話せるようになる)ができるようになる、これをターゲットにしたいと思います。日常会話はこの際捨てます。
これまでに取り組んできた英語の勉強の振り返り
まず、英会話力向上のためにこれまで取り組んだことを整理します。あと、今立てた目標に照らして、その効果を振り返ります。
瞬間英作文
結構何周もしました。簡単な英作文であればできるようにはなったと思います。ただ、これをビジネスに活かせたかというと実感はありません。会話ももちろんですがメールでも活かせていないなあ、というのが現時点での総括です。おそらく原因は、この本で書かれているステップを完全に達成しなかったから。
ネイティブキャンプ
オンラインで定額話し放題の英会話。初級レベルから順番に取り組んでいました。今回のビジネス英会話という観点からすると、あまり役に立ってなかったように思います。学ぶ表現が日常表現すぎてあまりビジネスで使用できるようなものがなかったため、プランを変えた方がいいかもしれません。私は何事も基礎から積み重ねることが大事だと思っているため、基礎ができていない自分はまず初級からやるべき、と考えていました。前述しましたが、ダイレクトに即物的な効果があるものではなかったため、どうもこれは付け焼き刃を身につけたい私からするとズレている感じ。あと、定額会話し放題ということなので、お金を払った元をとる、という認識が希薄だったことも否定できません。
英会話ペラペラビジネス100
今振り返っても最も効果があったと思う1冊。実際にビジネスの現場で使いそうな表現を、必要最低限のボキャブラリーで乗り切ることに手段を置いた教本。あまり触れなくなった今でもいくつかの表現は覚えており、実際に英文メールとかで使用しています。いくつかのコアになる表現を覚えておいて、それを使いこなすというのは、付け焼き刃を身につけたい今回の方針にも合致しているように思います。主軸に据えるべき。
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ディクトレ
リスニング力を身につけようとしてダウンロードしたアプリ。何となくリスニングをしているだけでは細かな部分を聞き流している自分に気づいたため、導入しました。全く効果がなかったわけでもなさそうだが、抜群に効果があったわけでもないという印象。とりあえず継続して様子をみてみようと思います。
DUO 3.0
高校生の頃から使用している英単語熟語集。高校生の頃にほぼ暗記をしたため、復讐がてらもう一度暗記をするようにしていましたが、暗記した言葉を実際の英会話の場で使用できたかというと、できていなかったというのが今になっての分析です。掲載されている単語と熟語の数が膨大ですし、暗記=即使いこなせる、わけではないということですね。今回目標とするのは最低限のフレーズで乗り切る付け焼き刃戦略であるため、こういう表現の幅を熟語の豊富さで広げる戦略は真逆となりそう。たまに読み返して、相手の外国人が何言っているか理解できる程度の備えに使うのが良さそうです。
自分なりの英語での電話会議の分析
これまでの経験に基づき、英語での電話会議の特徴を分析してみました。
発言する側からの分析
これまで自分がやってきた英語での電話会議を分析してみました。振り返ってみると、何となく、以下の要素から構成されている気がします。
- 自分の意見を言う。その理由を説明する。
- 相手の意見に反対をする。その理由を説明する。
相手の意見に完全賛成の場合はアグリーとかアクセプトとか言っとけば何とかなるので、おおよそ以上2つではないかと思っています。いやもっとあるだろ、というツッコミは大いにありますが、あまり数を増やしすぎても過去の過ちを繰り返すだけなので、ひとまず、この2つの方向性からボキャブラリーを増やすことに焦点を当てます。
相手の発言を聞く側からの分析
こちらの方はより深刻です。私のリスニング力は、映画の英語は聞き取れない、Netflixのアニメの英語はなんとなくわかる、Youtubeの海外ガジェットレビュアーの発音はところどころわかる、といった感じです。それでも、いざ実戦の電話会議となると、相手が何いってるかマジでわからないときがあります。聞き取れないのはもちろん、使っている表現も難しいんですよね。これまでの挫折の経験から私が導き出した対応は以下。
- 自分は英語が苦手であることをまず相手に伝える
- わからないことは聞き返す、単純な表現で言ってもらうようお願いする表現を習得する(できるだけ丁寧な表現)
- 上記2点のことを相手にお願いするメンタルを鍛える
- リスニング力の底上げをする
会社にいる外国人の方のアドバイスなんですが、分からないことを聞き返すのは当然、むしろ分からないままにするのが失礼、ということなんですね。私も当たり前だと思いますし、頭ではわかっているのですが、これが実際の実践となると難しいんです。本当に難しい。原因は実は単純なことで、周りにこいつ英語苦手なんだなと思われたら嫌だな、という小さなプライドなんですよね。私は、海外の人だけの会議なら遠慮なく聞き返せるんですが、同じ会議に日本人が同席していると途端に聞き返しができなくなるんです。小さなプライドがあるから。もちろん会議を自分の低い英語力のせいで中断させると申し訳ないという気持ちもありますが、何よりできない奴と思われると嫌、というプライドが一番邪魔をしています。でも、普段英語に関して努力していない自分がそんなプライドを抱くこと自体間違っていると思うんですよね。この辺の心の持ちようについて考えていきたいと思います。ぶっちゃけそんなプライドを持つこと自体無意味かなとも思います。どうせ皆んな私が英語を喋れないことはわかっているでしょうし。
今後の英語学習の戦略〜持続可能な最低限の学習〜
繰り返しになりますが、とりあえず目標を「英語での電話会議で最低限の発言ができるようになる、相手の言うことがわからない時は聞き返す」ことができるようになりたいと思います。できる人から見たらなんて事ない話だと思いますが、私にとってはここからです。
あと、持続可能、という観点も重要です。これまでの学習は時間がないとすぐに中断してしまい、そのままないがしろになっていました。理想としては、通勤時間のうち30分、または、昼休みで空いた時間となる15分で完結する学習にします。仕事が忙しいですし、家で学習する時間は最低限にする必要があります。
さらに、達成感、という観点も見逃せません。もちろん勉強にはスランプもあるでしょうが、やはり自分が成長していることを実感しなければ楽しくはなく、継続はできません。この点はしっかりと得られるプランを考える必要があります。
ひとまず、次回以降の記事では、これらの切り口から今後の学習プランを考えてみたいと思います。日常生活で使える時間は限られているので、学生時代みたいにガムシャラに何でもやるというわけにもいきません。最小限の効率で自分のニーズにあった学習プランを探すことが大事だと思いました。